集団就職世代の想い出といま

北東北の奥深い山の集落から15歳の誕生日を迎えたばかりの少年が大都会の町工場に就職した。それから60年ほどが過ぎたいま、さまざまな想い出とこれからを綴る。

2020-01-01から1年間の記事一覧

敬老の日は「軽老」になっちまった

昔は「敬老の日」といえば「9月15日」祝日と決まっていたが、いつからか無理やり連休を作るためにことしのカレンダーでは約1週間遅れの「21日」になってしまった。しかも、コロナウイルスの感染拡大もあって地域ごとに行われていた「敬老会」はなくな…

酒仲間に飛び込んで「正義」を訴える彼

パート仕事の帰りに駅前広場の休憩所に近づくとこちらに向かって手招きするおじさんの姿が目にとまった。おじさんは、昼頃から酒を楽しむ仲間の一人として上機嫌のようであった。屋根付きの駅前休憩所は交番のすぐそばにあり誰でも安心して休めるのだが結構…

コロナ失職5万人を考える

9月2日の新聞各紙は、7月の「有効求人倍率」と「完全失業率」の悪化を取り上げた。7月の有効求人倍率は、6月より0.03ポイント低い1・08倍で、7ヵ月連続で悪化した。完全失業率も6月に比べ0.1ポイント悪化して2.9%となった。 なかでも非…

恩恵ない安倍の長期政権

長期政権を更新したばかりの安倍晋三は28日夜辞任を明らかにした。報道によると9月中に自民党の新総裁が決まり国会で新たな総理大臣が指名される運びのようだ。まさに政治改革の「とき(時機)」を迎えている感がする。 いまの安倍政権が発足したのは20…

安倍総理が最長記録更新

むかし中学生のころ、歴代総理大臣の名前がスラスラ言えたものである。いまではとても考えられない話である。 ところで、安倍総理大臣がついこの間(8月24日)連続在職日数が最長を記録し、更新中とのこと。その良し悪しは改めて考えてみたいと思う。 今…

びっくりな安倍辞任表明ですね

ビッグだけど”びっくりニュース”です。28日夕方のテレビは「安倍辞任表明」のニュースで埋め尽くされていた。もちろん詳細は29日の新聞で知ることになるが”びっくり”なビッグニュースである。 老人は現役時代の癖で、午後に駅などで販売される夕刊紙を読…

高齢者の”いのち”を守るためにも

人に会うと「暑いですね!」があいさつ代わりの日々が続いている。ほんとうに暑い毎日である。 コロナ感染者も相変わらず多数発生している。それに比べても熱中症の患者数は一時的な話題に終わっていないだろうかと心配になった。 熱中症についての報道で気…

長期の景気拡大と谷間での苦渋

コロナ感染拡大の中で下層の庶民を苦しめる景気のことが気になった。景気はすでに後退期に入っていたことが明らかになり、きょう(8月18日)の報道では4~6月期の国内総生産は前期比最悪の落ち込みであったという。その裏では倒産や廃業に伴う失業者、…

国内総生産戦後最悪の落ち込み

昨日夜、ニュース速報で「GDP最悪の落ち込み」が伝えられた。きょうの新聞などでやや詳しく知ることができました。 4~6月の国内総生産(GDP)前期比7・8%減。年率換算だと27・8%減と戦後最悪の落ち込み幅となる。 コロナウイルスの感染が本…

コロナ感染で「非正規」の軽さを考えよう

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う解雇や契約打ち切り、派遣止めなど働く者の苦難が限りなく続いているようである。そんななか、自給自足時代の子どものころを想い出した。 当方は終戦前の苦難のことは知らない。だが、北海道ではニシンの水揚げの時期はあ…

旅先で仕事の勧め~ワーケーション

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い「ワーケーション」(ワークとバケーションの造語)なる新語が賑やかである。高齢者のパート仕事には全く関係ないがサラリーマン経験者としては無関心ではいられない。 休暇を取り家族で旅に出る。その旅先で「仕事」をし…

終戦の日は暑かったのだろうか

2020年夏。梅雨が長引き当地は「梅雨明け」が8月に入ってからだった。その後は一気に気温が上昇し、猛暑というか熱暑というか歩いているだけで汗びっしょりになる状態。高齢者のパート仕事にとっては、コロナ感染と熱中症対策が同時に重しになってきた…

コロナ感染者最多更新はなぜだろう

どうやらこの地域も梅雨開けになりそうな雰囲気です。我が家の畑では、長梅雨のためにキュウリはお終いです。実に短期間でした。その代りと言えるのかわかりませんがゴーヤは豊作でまだ続いています。トマトとナスは日照不足のため生育不良が続いています。 …

コロナ感染者の勢いと失職者の数

ついにコロナ感染者が7月29日、岩手県でも2人確認された。不確かだが関東地方でキャンプに参加した方らしい。感染者数は全国でどんどん増えている。東京では30日367人が確認され、31日には最多の450人を超えたと発表された。大変な事態だと思…

無症状感染者も「感染力」はあるのか

新型コロナウイルスの1日当たり感染者が、大阪や沖縄で最多を更新しました。アラートとか非常事態を解除してからの感染者数増加が気になります。 どうもすっきりしないことがあります。マスコミ発表によると感染者の中に「軽症」とか「無症状」との表現があ…

アマゾン開発の諸問題を考える

米国に次ぐ新型コロナウイルス感染者の多いブラジルの元環境相・マリナ・シルバ氏が、25日付毎日新聞紙上で「疫病と人間」について語っていました。ブラジルといえばアマゾンの森林火災が関心の的であるが、記事を読みながら様々な発見がありました。 一つ…

きょうはオリンピック開会式だった

パート職場でのこと「今日はオリンピックの開会式が開かれる日だったんだ」と話題になりました。いまはオリンピックよりもコロナの方が関心の的なので「へえ~そうだったんだ」といった程度の反応で”わいわいがやがや”にはならなかった。 改めて新聞を見ると…

「石敢当」は魔除けだった

ある家の前で「石敢当」の置物を見つけた時、最初は中国の方の表札かなと思っていましたが、しばらくして町で飲食店の店名看板に出会い、どのような意味が込められているのか気になっていました。古い言葉に「石の上にも3年」とかあるので似たような意味だ…

解散近づいて、また政党再編ですか>

このところ、偉い人が「秋には解散すべきだ」と発言したものだからのその方向を向いた風が強まっているようだ。トランプの「米国第1」に乗っかって「都民ファースト」を名乗り、次いで「きぼうの党」を立ち上げたころの話題を想い出す。 正確なことはもう忘…

ききょうを眺めながら長兄を想い出す

管理をお手伝いしている公園でききょうの花を見つけました。 濃いブルー色が鮮やかで花の形もわかりやすいのが好感が持てます。それと故郷の山奥では、この花を「ぼんばな」と呼んでいました。こどものころの楽しみは家族が揃って墓参りするのがウキウキ気分…

コロナ禍で日米地位協定の問題を考える

よくよく注意しないと見えてこない「コロナ感染者」がいることが分かりました。マスコミの伝える「国内感染者」数には含まれない感染者が国内米軍基地の中に結構いる模様です。きょうは、主に毎日新聞16日付「在日米軍基地感染拡大」を参考に綴りました。 …

コロナは夕刊紙の気分

昨日のこと(7月14日)夕刊紙を読みながらの遅めのランチ外食となりました。 気になっているのは、アラートが解除されたのに感染者が増えていること。しかも集団感染も明らかになっていることなどどうしたものなんだろうという気持ち。 夕刊紙は見出しで…

マスコミは「秋の解散」へ動き出したよう

このところコロナ感染者が増えているのはなぜ何でしょうか。東京の電飾アラートを発動しても良いような気もしますがいかがでしょうか。そんなコロナ気分ですね。 そんな気分の中、マスコミは「秋の解散総選挙」に舵を切ったようですね。根元は麻生の「秋に解…

人々は「ホームステイ」で自問自答を重ねた

梅雨時とはいえ当地も雨が多いような気がする。そうしたときに友人から「読んでみなさい」と古い新聞のコピーを渡された。コピーは1ヵ月ほど前の毎日新聞「ポストコロナの世界」でウルグアイの元大統領ホセ・ムヒカのインタビュー記事が掲載されていた。 世…

コロナで総選挙が近くなった模様

東京でコロナ感染者数が、なぜかアラート解除後に増えています。なぜなんでしょうか。あの電飾アラートは知事さんのパフォーマンスといわれても致し方ないといった感じだね。 コロナ感染だけではない。河井夫婦の1億5000万円の使途・買収選挙、持続化給…

コロナ禍と言葉遣いの話題

新型コロナの驚異的な感染拡大は、現実の社会を変えているし、収束後の社会も大きく変えてしまうだろう。それにしても「コロナ」に関連しての「ことば」遣いや表現の仕方が問われている例も目立つ。 新しいカタカナ語もその一つかもしれない。パンデミック、…

岩手県の県民性は本物でしょうか

新型コロナウイルスの感染拡大は「県民性」や「民度」まで炙りだすことになりましたね。いまだもって感染者ゼロを記録している岩手県。その一方で「アラート」解除後に感染者が増えている東京都といったように”なぜだろう”の話題は尽きない。 朝日新聞27日…

コロナは「異常気象」と関係あるのか?

パート仕事と天気の様子は欠かせない関心ごとである。この間のニュースで、コロナ感染拡大で各地で日常生活の自粛が求められたためクルマ移動による排気ガスなども減った。その結果だろうか上空が晴れ渡り太陽光線が強くなり気温が異常に高くなっているとい…

アジサイ・紫陽花さまざま

この時期は何といっても紫陽花・アジサイですね。近くで見かけた紫陽花の様子です。紫陽花といっても100種類もあるそうですから名称などさっぱりわかりません。咲き誇る姿に元気をもらいます。ユキノシタ科に属するなんて初めて知りました。 紫陽花さまざ…

内部留保課税実現してほしい

コロナの感染拡大で「非常事態宣言」が発令された。国や自治体が全国民、全住民に活動の自粛を要請した。自粛による経済活動の停滞が予測され、「自粛要請と補償は一体」でとの要望が一斉に広がり、国も自治体もそれなりに受け入れざるを得なかった。 その保…