集団就職世代の想い出といま

北東北の奥深い山の集落から15歳の誕生日を迎えたばかりの少年が大都会の町工場に就職した。それから60年ほどが過ぎたいま、さまざまな想い出とこれからを綴る。

2020-09-19から1日間の記事一覧

酒仲間に飛び込んで「正義」を訴える彼

パート仕事の帰りに駅前広場の休憩所に近づくとこちらに向かって手招きするおじさんの姿が目にとまった。おじさんは、昼頃から酒を楽しむ仲間の一人として上機嫌のようであった。屋根付きの駅前休憩所は交番のすぐそばにあり誰でも安心して休めるのだが結構…