集団就職世代の想い出といま

北東北の奥深い山の集落から15歳の誕生日を迎えたばかりの少年が大都会の町工場に就職した。それから60年ほどが過ぎたいま、さまざまな想い出とこれからを綴る。

2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「空洞化」から新しい資本主義の模索を!

しんぶん「赤旗」の連載「グローバル経済の迷宮」はサブタイトルに「製造業の空洞化」を掲げている。従ってわが国の産業経済を引っ張ってきた電機産業と自動車産業にスポットを当てている。 国内総生産の国別推移などをデータで示しながら、中国の成長ぶりを…

グローバル化によるいまの現実

下流老人予備軍としていわゆる「格差」とか「貧困ライン」などに関心を持っていますが、このほど政党機関紙「赤旗」の連載記事に”驚き”を感じた。 連載1回目の末尾を紹介します。 「海外投資の急拡大は、日本だけでなく先進国全体の空洞化・衰退、国民の職…

河津桜開花

河津桜が咲きました。 私がボランティアで清掃管理している公園の河津桜が先日開花しました。 この桜はなかなかの人気者で、3年ほど前は婚礼衣装のカップルが記念撮影するほどでした。少しづつ気温が上がると花の数も勢いを増してくるでしょうから、また様…

「死ぬまで働く」は最良の人生

高齢者の貧困実態は様々な形で取り上げられている。最近『続・下流老人』(藤田孝典著、朝日新聞出版)を読んだ。この本は、高齢者が「死ぬまで働かざるを得ない」現実を告発し、それを解消するため様々な政策を提言している。高齢者の現実をまとめた著作と…

引き返しできない後期高齢者の気分

一本道でも場合によっては引き返すこともできるのだが「後期高齢者」の門をくぐると引き返すことはできない。愚かなことだが当たり前のことに気が付き頭が重たくなった感じがする。 昨年は、すぐ上の兄が他界した。90歳を前にする姉が入院し長引いている。…

沖縄「軍曹の美談」にびっくり

その昔のこと、米国のベトナム戦争に反対したり沖縄返還運動に参加したことを想い出しながら今でも「沖縄」をめぐる様々な問題に無関心ではいられない。 先に名護市長選挙では、自民・公明・維新の推す基地賛成派が当選し、現職の基地反対派が敗れた。ヘリコ…

「貧困ライン」が下がるということは?

マスコミ報道によると「貧困ライン」が話題のように感じる。どのようなことか素人なりに考えてみました。 まず「相対的貧困率」というのがあるそうだ(これとは別に「絶対的貧困率」という考え方もある)。これは、等価可処分所得に従い全国民を並べたとき真…

アンダークラスの出現に衝撃

週刊誌の記事に誘われて講談社の新書版『新・日本の階級社会』(橋本健二著、本体価格900円)を買って懸命に読んでいます。興味深いテーマではあるが、データの多さや幅広い視点があり脳梗塞気味の老人にはなかなか難しい。 新書は、格差社会が厳しく固定…

井戸端会議で生活困窮者の話題

知人との井戸端会議で「生活困窮者と消費」が話題になりました。当方も「貧困層」に近い生活のため知人の話には教えられることが多かった。 知人の説明は大方次のような内容だった。 俺は生活保護受給者とも付き合っているけど、彼らはいま本当に困っている…

新たな階級の登場を学ぶ機会

先日『週刊現代』の記事「新・階級社会~日本の不都合な真実」を参考に感想などを綴った。その後、よ~くよく考えてみると『週刊現代』は講談社が編集発行していることに気が付いた。そして記事が紹介している新書『新・階級社会』も講談社がこの1月に発行…

1月は29回(日)歩きました

健康のためと思い速足散歩1時間を続けています。今年最初の1月は31日中29日(回)歩くことができました。よく健闘しました。自分へのご褒美として”晩酌”を購入しました。 ところが、昨年末高齢者のがん検診をした際にそれぞれ「所見無し」の診断結果を…