集団就職世代の想い出といま

北東北の奥深い山の集落から15歳の誕生日を迎えたばかりの少年が大都会の町工場に就職した。それから60年ほどが過ぎたいま、さまざまな想い出とこれからを綴る。

2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧

小学校の同級生は11人

子供のころ山奥の村は町村合併により「市」に変身した。1954年(昭和29年)11月のことである。そのころ村には大字が5つありそれぞれに小学校がおかれていた。ほかに分校が2つあった。中学校は役場のある近くに1つあり、村中から生徒が集まった。…

旧暦のお盆は子供の楽しみだった

こどものころのお盆は、いまのような月遅れではなく旧暦に従った行事であった。従って現在の新暦でいえば8月後半から9月初めごろに行われていた。 子供が楽しみにしていたのは、何よりも家族が普段の仕事を休んでくつろげたことである。真夏のことでもあり…

ききょうは”盆花”といった

近所の庭に真っ盛りのキキョウを見つけた。その品種などはわからないが”桔梗”であることは間違いない。草花の中でも好きな花の一つである。 当方が育った山奥では、「ききょう」は自然に生育する野草の花であった。だから特別珍しいことはないが印象強い花で…

サボテンの花が咲きました

我が家にはサボテンがいくつか生育しています。その一つが昨日花を咲かせてくれました。実は同じサボテンの2輪目の開花です。前例からすると3日ほどで花を閉じ次第に廃れてしまいます。美しいというかカレンというべきかともかく珍しい花です。 今回は写真…

6月15日は「共謀罪」成立の日

さまざまな記念日が多いなか、「今日は何の日」として過去を振り返ることが多い。 きっと、数年後には2017年「6月15日」を「共謀罪」強行成立の日として想いおこすことになるだろう。詳細はわからないが、犯罪の実行がなくても「計画を話し合っただけ…

玉ねぎ、ジャガイモの収穫

我が家の市民農園はいつもながら多忙である。ちょうど梅雨入り前に玉ねぎを収穫し終わった。玉ねぎはいま軒下で乾燥中である。子供の頃冬になると保存食用の「凍み豆腐」を作り、軒下で乾燥させていたが、そんな風景が浮かんでくる。ほかに夏大根の収穫を始…

高木敏子の「ラストメッセージ」を読んで

ひょっとしたきっかけで高木敏子さんの「ラストメッセージ」に出会うことができ、興味深く読みました。高木さんは「ガラスのうさぎ」の作者であり、ご高齢ながら活躍されておられるようである。この本は「ガラスのうさぎ」の誕生を柱とした高木さんの追想記…

5月の速足散歩は26回(日)でした

健康のためと努力している”速足散歩”5月は「26回(日)」を数えました。予想以上の回数で、自分にご褒美といった感じです。 比較的多かったのは、雨の日が少なく天候に恵まれたことが大きな要因。それと日の出が早まったことから朝4時30分スタートも取…