集団就職世代の想い出といま

北東北の奥深い山の集落から15歳の誕生日を迎えたばかりの少年が大都会の町工場に就職した。それから60年ほどが過ぎたいま、さまざまな想い出とこれからを綴る。

2016-09-01から1ヶ月間の記事一覧

貧困と格闘しながら考えること

最近テレビ番組を巡って「貧困たたき」が起こっているそうだ。それに元官僚で国会議員も非難のコメントを公開しているというからあきれ果ててしまう。 当方は、発端となったテレビ番組を観ていないのでその内容についてコメントすることはできない。新聞報道…

受験対策の『考えるヒント』ずばり

大学受験を前に、年配で国語を担当している先生が”今度の試験には必ず『考えるヒント』が出るのでよく読んでおくように”とアドバイスしてくれた。しばらくして結構高い箱入りの本だったが買い入れて、受験対策として読み進んだ。この本は評論家、作家・小林…

夜間大学2校を受験

記憶が定かではないが、当時は年が改まってから受験申込みしたと思う。そのころ東南アジアの問題が話題でもあったために「東南アジアの歴史」を扱う学部を選ぼうと考えたが、資料を検討しているとほとんどが「中国の歴史」が中心であったためにあきらめて「…

なぜか?同級会、同窓会が続く

梅雨期のような雨、曇り空が続いている。こんな時期に同級会やらサークルOB会の案内が届く。みんなもう高齢者だから毎日が休日間違いなしだろう。少し涼しくなるから企画しようなどの発想かもしれない。 10月8日(土)は、中学校を卒業し関東圏に就職した…

野蚕通信ー糸を吐く昆虫は無数

野蚕(ヤサンと読む。ワイルドシルク)について、日本野蚕学会会長の赤井弘氏は『野蚕糸の知識ABC』で次のように解説している。 「糸を吐く昆虫は地球上に多数生息し、大小さまざまな繭を作り、それから生糸や紬糸を作ることが可能」である。「自然界に生…

野蚕通信ーヤサンって何だろう

野蚕=ヤサン=って蚕のイメージが浮かぶけど何のことだろうといった疑問があるでしょう。わが国で「野蚕」というのは欧米では「ワイルドシルク」として定着しています。合わせてイメージを膨らましてください。 まず「カイコ」は、桑の葉っぱを食べて成長し…

野蚕通信ー介護活動に蚕の飼育を導入

朝日新聞9月9日付けに「かいこ 飼育で介護」の記事が掲載された。 東京都世田谷区にある老人ホーム「夢のみずうみ村新樹苑」が試験導入するという内容。 構想によると、「希望する高齢者の自宅に、蚕の幼虫と飼育箱、鉢植えの桑を届ける」。高齢者は自宅で…

野蚕通信~東京農大・オープンカレッジ

ワイルドシルク=野蚕=について幅広い知識が得られる東京農大のオープンカレッジが9月24日(土)から「機能性繊維”シルク”の広がり」の講座名で4回開講する。 この講座は東京農大とワイルドシルク協議会が協力して開催するもので、シルクに関心を持つ人…

路線バスへの苦情 

年寄りのつぶやきである。 パート仕事で時々路線バスを利用します。その一部が駅から市立高校経由の路線です。この高校は数年前から中高一貫校へと変わりました。したがって通学生が以前より増えたといってよいでしょう。 そのこともあって、ときおりバスの…

高齢者のパート仕事も忙しい

パート仕事も忙しい。それはある意味で人材不足ということになるだろうか。 当方のパート仕事は、午前の4時間が基本だが、他に午後4時間の仕事もある。 先に求人募集したところ、毎日終日仕事したいという60代の人が応募してきた。休暇者の代行や午後の…

40年ほど前の靴下の話し

午前中4時間のパート仕事に精を出す日々ですが、靴下には随分と気を使っている。 愛用する靴下は、基本的に5本指で、脚部のないシューズ型(?)、さらにポイントは口ゴム部分が緩やかなものということになる。その靴下をどこで買うかというと、ホームセン…