集団就職世代の想い出といま

北東北の奥深い山の集落から15歳の誕生日を迎えたばかりの少年が大都会の町工場に就職した。それから60年ほどが過ぎたいま、さまざまな想い出とこれからを綴る。

きょうはオリンピック開会式だった

 パート職場でのこと「今日はオリンピックの開会式が開かれる日だったんだ」と話題になりました。いまはオリンピックよりもコロナの方が関心の的なので「へえ~そうだったんだ」といった程度の反応で”わいわいがやがや”にはならなかった。

 改めて新聞を見ると「オリンピックまであと1年」といった記事が目に入った。調べてみると来年・2021年7月23日から8月8日まで東京ほかでオリンピックが開催されることになっている。もちろん「新型コロナ」のパンデミックのため主催団体も開催できるかどうかを真剣に議論検討しているらしいから、予定通り確実に開催できるかどうかはもう少し時間がかかる雰囲気である。

 ちょうど7月23日には、東京都のコロナ感染者が過去最高の366人を記録したと発表された。全国でも感染者は増えている。それなのに政府は「外出自粛」を一転させ「go to トラベル」キャンペーンをごり押ししている。これはわが国だけの話であるが、米国やブラジルなど感染増加が続いている例が伝わっている。こうした事情を見たり聞いたりすると「オリンピック待望者」には申し訳ないが、早めに「休止」や「延期」を決断した方が選手たちのためにもよいと思うのです。いかがでしょうか。

 ちなみに「7月23日」は「海の日」だったそうですね。それも「ことしに限って」の話らしい。それはオリンピック開会に合わせての「祝日」設定だったということらしい。本来祝日「海の日」は7月の第3週月曜日と決まっているらしいのだ。来年オリンピックが開催されるとしたら「海の日」はいつになるのだろうか。オリンピック頼りの「海の日」の祝日かな!!