集団就職世代の想い出といま

北東北の奥深い山の集落から15歳の誕生日を迎えたばかりの少年が大都会の町工場に就職した。それから60年ほどが過ぎたいま、さまざまな想い出とこれからを綴る。

2019-01-01から1年間の記事一覧

さよなら、寅さん~感激でした

思ったより早く「寅さん」に出会いました。公開中の「男はつらいよ」の50作目を鑑賞することができました。懐かしさに 初めから涙が止まりません。年のせいだろうと言い聞かせながら鑑賞しました。 さくらと博の息子・満男が夢を見てひとりごとを発する、…

映画”寅さん”と想い出

映画「男はつらいよ」はよく観た方だと思う。この映画に浅丘ルリ子(リリー役)は何度か出演しているらしい。あのリリーが登場した映画を観終わったときに「なぜか、これで寅さんの映画も終わりだろうか。寅さんも年だからなあ~」と感じたのを想い出す。当…

出生数90万人割れで想い出すこと

25日、マスコミは一斉に2019年の出生人口が90万人を割ってしまったと少子化による人口減少が急速であることを伝えた。これは厚生労働省が毎年まとめている人口動態統計の発表に基づいたものである。 年間出生数は、戦後間もなく268万人(1947…

興味深いクモの行動学

もう20年以上前のことであるが、仕事の関係で「ワイルドシルク(野蚕)」に関心を持つようになり、研究グループの方々ともお付き合いするようになった。もちろんワイルドシルク製品も愛用し靴下などはいまでも手放せない実用品である。 ワイルドシルクは、…

継続守れ夜間定時制高校

夜間定時制高校から夜間大学へ進んだ1人として「夜間定時制」廃校の報道に接して、時代の変化と教育行政のあり方に怒りを禁じえません。 東京都教育委員会は2016年2月に夜間定時制高校4校を廃校することを明らかにしていたが、このほど4校のうち2校…

「桜」に腹だたしさ感じつつ

きょうは、いろいろと考えされる課題から解放されたために近くのスーパー銭湯に行きひと時をゆっくりしました。感謝です。 平場の湯舟のあと、露天風呂に出て10段ほど登った「炭酸風呂」につかりました。あのサイダーの炭酸ですから細かい気泡が身体にびっ…

ゴルフは賞金稼ぎレースでいいのですか

オリンピック開催を前にスポーツの話題が盛り上がっているようです。バスケット、ラグビー、バドミントン、卓球、サッカー、ゴルフなどなど。スポーツ音痴の年寄りに分からないことというのか「これでいいのだろうか」ということがあります。 女子ゴルフでは…

秋川渓谷の黒茶屋へまた行きたい

1昨日(11月28日)立ち寄った秋川渓谷・岩瀬峡にある「黒茶屋」の大きな水車(下写真)。ここを入ると食事処があります。ほかに炭火焼の楽庵、おやき屋の竹庵、茶房とギャラリーの糸屋、おみやげ処水車などがあります。 上の写真は崖下を流れる秋川渓谷…

奥多摩の紅葉を楽しみました

きのう(11月28日)縁あって奥多摩の紅葉を楽しむバスツアーに参加し、楽しい1日を過ごしました。感謝です。 天気は、時々ポツポツと雨が降る程度で、ほとんどの行程が傘なしで観光できました。秋晴れを楽しみにしていましたが「雨降り」のツアーでなか…

料理「おいしい!!」は味わってから

我が家のテレビは、料理、様々な形の旅(電気バイクとか路線バスで飲食店を探すなど)、韓国ドラマが占領しているようだ。ほとんどはお笑い系のタレントが登場するのも特徴だろうか。 番組を観ていると、「景色がいいね!!」とか「アッ!おいしそう!」が決…

スキャンダルが薄める「桜を見る会」

夜の休息時間はテレビタイムである。報道番組が連日伝えるのは、総理が関わる「桜を見る会」、そして麻薬関連でタレント逮捕、さらに日韓問題といったところでしょうか。 そのような折、駅前を通りがかったので、昔のサラリーマン時代を想いおこし夕刊紙「日…

ソプラノリサイタルを聴く

きょう午後は、歌好きの友人からソプラノリサイタルの入場券が届いたのでコンサートホールを楽しみました。まったくといっていいほど歌とか音楽に関心のない生活を送っているものだから戸惑いながら参加しました。 ソプラノ歌手は、なかなか有名な人らしい。…

「金の卵」「あなたは誰ですか」に釘付け

日曜日の朝、いつもよりゆっくりした朝食を取りながら「朝日新聞」を読み始めた。1面の見出し『「早く見つけて」無言の叫び』に釘付けでした。2面15段はすべてその続き記事である。しかも見出しには「金の卵」とか「孤独死」の言葉がある。 よく見ると、…

生きるために働く~老後レス時代

高齢化が進み100歳が普通になろうとしている。また格差の広がりや貧困層の増加に歯止めがかからない。大きな社会問題であり政治の課題である。 朝日新聞は10日付けから「老後レス時代 エイジングニッポン」の連載記事を掲載した。単なる平均像で記事を…

伊香保温泉と富岡製糸場

世界遺産富岡製糸場から伊香保温泉、水沢観音、群馬県埋蔵センターをめぐるバスツアーは楽しさと学びといっぱい詰まった旅でした。 写真は、石段温泉街が有名な 伊香保温泉。旅案内のパンフレットなどに登場する石段街おなじみの場所です。11日朝の現地は…

伊香保温泉の旅を楽しみました

10日~11日とバス旅を楽しみました。10日は快晴、11日は曇りと恵まれた気候でした。 最初に峠の釜めしで昼食、世界遺産富岡製糸場の見学、伊香保温泉宿泊、水沢観音見学、群馬舞茸センターで買い物、群馬埋蔵物センター見学といったコースでした。 …

16歳少女の声に真摯に向き合いましょう

このところ地球温暖化とか環境問題に関連して、16歳の少女グレタ・トゥンベリさん(スウエーデン)が有名になった。国連気候行動サミットでの発言や「環境賞」辞退などが話題のようである。 彼女の発言を話題に朝日新聞のコラム「経済気象台」(11月2日…

冬もの野菜~隣の畑は美しい

この時季は冬を越す野菜を育てるのが大事な仕事です。 大根の種まきや玉ねぎの植え付けなどが代表的かと思います。 ところが、今年はあの猛暑、その後の台風や雨で畑の野菜の成長と収穫はいつもと違います。それでも上手に育てている人たちもいます。きっと…

「社員の幸せ」を目的に企業成長

セブンイレブンをはじめとしたスーパーやデパートの閉店が話題になりました。それは企業のリストラ、人員削減がついて回る。それは「首切り・解雇」ですから、家族を含めた人生設計が崩れることに直結する。 そうしたなか朝日新聞15日付コラム「経済気象台…

集団就職と紡績女工

いま仲間たちと世界遺産「富岡製糸場」をめぐるバスツアーに取り組んでいる。 すると奇遇にも「紡績女工」にまつわる話が飛び込んでくる。22日付の朝日新聞は「寅さんを探して」の記事を掲載している。その話題は、新潟から「紡績女工」として「集団就職」…

老後を心配しながら「貧困」を考える

後期高齢者が「老後」を考えるのは、あの「2000万円」問題が大きなきっかけかもしれない。そのほかに「消費税10%」の実施が、追い打ちをかけたように思う。 老後を心配なく過ごすために必要な資金は「2000万円」。といったって何歳まで生きられる…

キャッシュレス、ポイント還元誰のため

消費税10%が実施されるといろんな問題点が浮かび上がってきたようである。 先日は専門家による「キャッシュレス決済の優遇策が理解できない」といった記事を新聞で読んだ。キャッシュレスと縁遠い老人にとっては記事の全体をつかむ許容力がないものの「見…

簡単野菜に助けられています

我が家の野菜畑では、サニーレタス(写真)、ブロッコリーが順調に育っています。 先に紹介したキャベツも虫に食われながらも生育はまずまずです。 秋になり、菜の花、春菊、大根、サニーレタス、つるなしインゲンの種を蒔きましたが気温が高めなのに予定通…

コンビニ1000店舗閉鎖の転機

コンビニのセブン・イレブンが1000店舗も閉鎖するといったニュースが伝えられた。驚きであるが、それほど小売業にとっては転機の時期ということでしょうか。 朝日新聞によると、小売業の転機は、三越前身の越前屋が掛け売りから現金販売を始めたこと、ダ…

消費税「税コミコミ」は本当に新発想か?

消費税についてさまざまな意見がマスコミで紹介されている。 朝日新聞9日付けオピニオンのぺージで編集委員が「価格を科学する 消費税コミコミの新発想」の見出しで記事をまとめている。なんとなく見出しに記事の内容が凝縮しているように思うのだが、なか…

市民農園のキャベツ

我が家の市民農園でキャベツが生育中です。 4株の苗を買って育てていますが、右奥の1株は虫食いだらけでうまく育つか心配です。ムシ退治は「テデトール・アシデフーム」が一番即効的だと本に書いてありました。それを実行しているのですが、なかなかムシの…

最低賃金引き上げと問題点を考える

10月から最低賃金が引き上げられ、それに合わせて当方のパート時給も少しばかりあがることになった。そのことに感謝しています。 最低賃金に関する識者のコラムを朝日新聞で読んだ。金融面の「経済気象台」で、見出しは「最低賃金論議への違和感」というも…

消費税10%の衝撃とさまざまなデータ

「消費税10%」の衝撃が走っているといった感が強い。 知人が持ち込んだデータによると、消費税が導入された1989年から今年までの消費税額は397兆円だという。一方法人3税の減収累計は298兆円、所得税・住民税の減収累計は275兆円。二つ合わ…

飽きれた原発のずぶずぶ関係、恥ずかしい

いやはや~、こんな醜いずぶずぶの関係が見えたというのは、なんか恥ずかしい感じでもある。あの関西電力と福井県高浜町との関係である。町の有力者が関西電力の役員など20人に3億円余を貢いだというもの。全貌が明らかになったわけではないので何とも言…

真っ赤なヒガンバナ

ご近所の玄関先で見つけました。真っ赤なヒガンバナ。(写真) そうですね。秋の彼岸は過ぎました。明日から10月ですから。 先日、知人が教えてくれました。ことしは「ヒガンバナ」の開花が遅れているそうだと。気温が下がらないと開花がずれてしまうらし…