集団就職世代の想い出といま

北東北の奥深い山の集落から15歳の誕生日を迎えたばかりの少年が大都会の町工場に就職した。それから60年ほどが過ぎたいま、さまざまな想い出とこれからを綴る。

2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ブラシの木が見ごろ

午後、公園内で花壇を作っている関係で様々な問題で協議が必要ということで出かけた。この件は話し合いが順調で「予期せぬ難題」などはなく、みな”ホットした”模様だった。まずは「一件落着」となりました。 その足で近くの公園へ行くと「ブラシの木」がちょ…

山菜はいっぱいあった

子供のころの食事は実に貧しかったが山菜はいっぱいあった。いま都会で珍重されているタラの芽とかウド、またはフキノトウなどごく自然のものであり珍しい食材ではなかった。季節に山に入ると無理なく手に入るものだった。いま都会で高価な値段を見てびっく…

野菜は大根や瓜、ジャガイモなど

当時(昭和33年ごろまで)我が家で栽培していた野菜は、大根、丸大根、かぶ、ニンジン、ゴボウ、瓜(キュウリの一種)、ナス、ジャガイモ、カボチャ、ゆうがお、トウモロコシ、ほうれん草、白菜、菜の花、赤しそ、とろろ芋などだった。とうもろこしは穀類…

稗と大麦が主食だった

栃の実に関する想い出を綴ったので、今回は当時の主食の穀類について書くことにした。 家は奥深い山奥にあった。そこは山の中腹といった感じのため水田ができるような平地はなく水も澤水に頼っていた。ということで「コメ」が食卓に出ることはまず考えられな…

栃の木の花で想い出すトズめし

住宅地の脇にある小さな公園に数本の栃の木があり、いま赤い花が真っ盛りである。花が咲いていることを見ると秋には実がなるのどろうと思うが栃の実を観た記憶はない。なんか不思議のような気がする。 公園の樹が「栃の木」であることを知ったのは3年ほど前…

ハンカチの木となんじゃもんじゃの木を見学

世間はゴールデンウイークを楽しんでいる。社会派は憲法施行70周年に関連して様々な学習を重ねていることだろう。当方の5月3日は、近くの公園で珍しい花木を楽しむ憩いのひと時となった。 近くというのはバスや電車で1時間以内の距離にある大きな公園の…