集団就職世代の想い出といま

北東北の奥深い山の集落から15歳の誕生日を迎えたばかりの少年が大都会の町工場に就職した。それから60年ほどが過ぎたいま、さまざまな想い出とこれからを綴る。

不採用通知届く

 定年を迎えたので「契約更改しない」との通知で失職しました。以来ハローワーク通いを重ね、求人先を探してきました。しかし「80歳定年」ということもあって履歴書さえ受け取ってくれる企業は見つかりません。ようやく4日になって「まずは書類選考します」ということで、履歴書を受け付けてもらえることになりました。

 その「書類選考」の結果が、郵便で今日届きました。結果は「不採用」ということでした。ほんとに”しょぼん”です。

 まずは「80歳」が最大の難関のようです。募集情報には「高齢者採用」とか「年齢不問」とは書いてあるものの、ハローワーク担当者の問い合わせに「80歳は無理」との返答。そこで応募さえできない。つまり「年齢不問」など止めて応募年齢制限を明記してほしいものである。

 とはいえ、生き延びるために「仕事を求めて」ハローワークに通い続けるつもりである。

補聴器買いました

 1年ほど前から耳が遠くなったことを感じ何とか改善しなくてはと悩み続けてきました。昨年末からいくつかのお店を訪ねて補聴器を試してきました。通販での購入か眼鏡屋さんの補聴器かなど悩みながら、補聴器専門の店にたどり着きました。

 はじめは、2週間の試用期間ということでしたが、あれこれ調整しながら約4週間試したうえで購入することにしました。「聞こえ」に満足してはいませんがかなりの改善がみられることと引き続き調整することを前提に決断しました。その値段が、当方の身分からすると”びっくり仰天”する値段でした。これまでのパート仕事での収入に照らすと「約4カ月分」の給与に相当します。それでも「聞こえ」の改善の方を優先しました。

 高齢化だろうと思いますが「聞こえ」の不安から逃れてごく自然な生活を取り戻したいものです。もう少し頑張りましょう。

2月の散歩は22回に終わる

 気がついたらきょうから3月ですね。日陰では雪の塊を見かけることがありますが気温は春めいてきました。そんな時節です。

 日数の少ない2月の散歩は22回にとどまりました。雪のせいと混み入った日程のため散歩の時間が取れなかったためです。それでも努力を認め自分にご褒美を出したい気分です。感謝。

 2月からは、定年退職に伴ってハローワークに通っています。また「会話の楽しさ」を求めて補聴器を探しています。補聴器って「なかなかいいものが見つからない」とか「安物はだめだよ」、「専門家とよく相談しながら、相性の良いのを見つけた方がよい」といった声を聞いてきました。そうした声を無駄にせず探しているところですが値段の高さには本当にびっくりです。飛び跳ねても届かないような値段で、躊躇しています。

 きょうも、これから補聴器を求めてでかけます。

労働組合の現実に仰天

 年金生活の身分になると「老後生活」への関心は高くなる。同時に労働組合と政党の関係についても関心を持たざるを得ない。というのも当方は、その昔従業員150人ほどの零細企業で上部団体未加盟の企業内労働組合の委員長や書記長を経験したことがある。

 朝日新聞12日付が1目面と3面に「野党異変」という記事を掲載した。どうやら立憲民主党」や「国民民主党」または「維新の会」ほかの野党についての企画記事のようである。当方の関心は、野党政党よりも労働組合「連合」の中核と言える「全トヨタ労働組合連合会」(全ト、組合員約36万人)の動向である。

 先の総選挙で、全トをバッグに6回も当選してきた旧民主系議員が国会解散の日に「立候補辞退」を表明したそうだ。その年の春には全トの会長と自民党県連会長が酒席を共にしていたという。いろいろな経過があり昨年の総選挙では全トをバックに当選してきた候補者がいなくなり、引退表明していた自民党候補が当選した。記事を読みながら、大企業の労働組合がこれほど露骨に自民党に肩入れするのは行き過ぎであると怒りを覚えた。

 組合員の支持政党は自由に決まっている。一方で「組織内候補」(というのもおかしな話だが)を相手陣営や企業との間で「根回し」調整するなどもってのほかである。それに対して異論さえ出ないようなトヨタグループ内労働者の実態はどうなっているのだろうか。現代の不思議ではないだろうか。

 世界1大企業グラープ内の労働実態も知りたいものである。ほんとに仰天である。

2度目の大雪

 ゆっくりした目覚めでしたが、窓の外は銀世界で驚きました。真っ先に飛び出して雪かきを始めました。しばらくすると近くのおじさんも雪かきをはじめ、2人で道路の雪を片付けました。朝食は9時を過ぎていました。

 昨晩の天気予報は、確か「雪が積もるかもしれないので事故に合わないように準備すること」といった内容の解説をしていたことは記憶している。そうか「雪になるかもしれない」程度の理解でしたが、目覚めてびっくりでした。

 前回の雪の後は、かなり気温が低かったので雪解けは遅れました。今回は雪の量が多かったようですが雪後の気温は快晴のせいもあって雪解けが進みました。とは言うものの昼過ぎに道路の雪の状態を診ているとおばあさんが「進もうか引き返そうか」思案している姿を観ました。これは大変だと思い、通路の残雪を塵取りでかき分けました。なんか人助けができたような気がしましたが、おばあさんは別のルートを探して出かけたような気がします。

 今シーズンもう1回雪が降るかもしれないという予報のようですが、この地域の雪かきぐらいなら老人力を発揮しようと思う。

3回目のワクチン接種しました

 コロナ・オミクロン株の感染力はものすごいですね。そこで3回目のワクチン接種をきょう午前に済ませました。接種案内が届いたので、昨日(7日)コールセンターに電話するとほどなく電話がつながり、しかも「あした午前の予約でよろしいでしょうか」との案内でした。特別に断る理由もないので「承知しました。お願いいたします」ということで、きょう(8日)午前の接種となりました。

 会場には、予約時刻よりも早めに到着したのですが当方の受付は「25番目」でした。あとは順調に進み接種後の待機時間を含めてほぼ30分後には「帰宅了解」となりました。1回目接種のころには申込み電話が繋がらないなどの事例が報道されましたが今回は電話もすぐ繋がり接種も順調だったと思います。それだけに3回目接種希望が少ないのかもしれませんね。

 1~2回とも「ファイザー」でしたが今回は「モデルナ」でした。少しだけ気になりますが、現時点で副反応などありませんから心配はなさそうです。

 3回目接種が効果を発揮してくれることを祈りつつ、ごく普段の生活を楽しみたいものです。感謝、感謝です。

感染者数1日に10万人超える

 新型コロナウイルス国内での感染者が1日当たり10万人を超えるようになった。マスコミによって数値が異なることもあるが、大方の新聞は2月5日(土)の感染者数について「10万人超」で過去最多になったと報じている(6日付け朝刊)。共産党の機関紙「赤旗」によると2月3日(木)の感染者は10万4470人に達しはじめて10万人を超えたことを伝えている。同時に国内での累計感染者数は300万人を超えたという。

 5日(土)の国内感染者数は10万2333人と再び10万人超えとなった。5日の感染状況について、北海道・4046人、宮城県・744人、静岡県・2069人、愛知県・6445人、福岡県・5607人といずれも過去最多となった。また5日の死者は116人とも伝えている。

 コロナのオミクロン株が登場してから感染者が急激に増えていることを示しているのだろう。だが、オミクロン株ながらさらに感染力が高い”兄貴分”が登場しているらしいからますます厄介になってきた。

 先日老人宅にも3回目の「接種案内」が届いた。早めにワクチン接種の予約を申し込もうと思う。  みなさまも気をつけてください。