集団就職世代の想い出といま

北東北の奥深い山の集落から15歳の誕生日を迎えたばかりの少年が大都会の町工場に就職した。それから60年ほどが過ぎたいま、さまざまな想い出とこれからを綴る。

不採用通知届く

 定年を迎えたので「契約更改しない」との通知で失職しました。以来ハローワーク通いを重ね、求人先を探してきました。しかし「80歳定年」ということもあって履歴書さえ受け取ってくれる企業は見つかりません。ようやく4日になって「まずは書類選考します」ということで、履歴書を受け付けてもらえることになりました。

 その「書類選考」の結果が、郵便で今日届きました。結果は「不採用」ということでした。ほんとに”しょぼん”です。

 まずは「80歳」が最大の難関のようです。募集情報には「高齢者採用」とか「年齢不問」とは書いてあるものの、ハローワーク担当者の問い合わせに「80歳は無理」との返答。そこで応募さえできない。つまり「年齢不問」など止めて応募年齢制限を明記してほしいものである。

 とはいえ、生き延びるために「仕事を求めて」ハローワークに通い続けるつもりである。