集団就職世代の想い出といま

北東北の奥深い山の集落から15歳の誕生日を迎えたばかりの少年が大都会の町工場に就職した。それから60年ほどが過ぎたいま、さまざまな想い出とこれからを綴る。

コロナ感染無症状者にも感染能力あり

 コロナウイルスの感染がニュースになってから1年以上が経過した。いまだに分からないことがいっぱいあります。その一つにもやもやしていた「感染しているけど症状がない人が、他の人に感染させる」だろうかということ。答えは「無症状者でも感染させる可能性はある」ということだそうです。きょう(2月6日付け)朝日新聞be版で確認できました。

 コロナウイルスの感染者数が発表されるごとに重症者数も発表される。同時に「症状が軽い人」とか「ほとんど症状がない」といった表現もある。そこで「陽性」と判断された人すべてが入院するわけではないことも知ることができる。そうすると「陽性」だけれども「自宅療養」と判断された人は「どのような経過観察で回復」するだろうかと疑問が残る。陽性と判断されたが「ほとんど症状を感じない」人は、自宅内でごく普通に生活してもおかしくないだろう。しかし、だから「家族に感染する」ことは間違いないようである。

 感染症対策が「自宅療養」のような形で進むならなかなか感染者数を減らすことはできないのではなかろうか。ましてや「感染しているけど」「症状がない」と言う人がどれだけいるか確認しようがない。分からないけども「他人に感染させる可能性がある」人が町の中で自由にふるまうなら感染者はぐんぐん増えるのではないだろうか。

 そんな思いを強くしていたが、「無症状でも感染能力あり」との記事を読みながら、「感染無症状者」の発見に知見を集中すべきではないかと思いました。いかがでしょうか。 コロナな老人