集団就職世代の想い出といま

北東北の奥深い山の集落から15歳の誕生日を迎えたばかりの少年が大都会の町工場に就職した。それから60年ほどが過ぎたいま、さまざまな想い出とこれからを綴る。

初もうで

 改めて 謹賀新年

 コロナの影響もあって正月風景が変わっています。密閉、密集、密接といった「密」を避けるために初もうでも三が日に集中しないようにいろいろな工夫がなされたようです。当方はいつも2日か3日に初もうでをしていましたが、ことしは少しずらしてきょう5日昼過ぎにお参りし、破魔矢を新しくしました。

 コロナ感染の脅威で改めて「非常事態宣言」が出される模様だけに慣れない「神頼み」に力が入ります。少しだけのお賽銭を投げ入れ乍ら「コロナに感染しないように」と「去年のような年ではなく、心から”よい年だった”といえる年にしてほしい」そんなお願いをつぶやきながら拝殿を後にしました。 

 分散「初もうで」の宣伝が行き渡ったのでしょうか、例年のように参道から行列ができるほどではありませんでしたが、逆に参道を行き交うクルマの数が増え、参拝客もそれなりに多く、なかなかの賑わいでした。参道に続くバス通りは車の列ができ、この通りだけはいつもより混雑の感がありました。

 当方にとっては、分散初もうでの方が合っているような気がしました。

 本年もお付き合いのほどよろしくお願いいたします。