集団就職世代の想い出といま

北東北の奥深い山の集落から15歳の誕生日を迎えたばかりの少年が大都会の町工場に就職した。それから60年ほどが過ぎたいま、さまざまな想い出とこれからを綴る。

再選挙でもアンリは前議員?

 4月25日注目の国政3選挙が行われ、マスコミはその結果を伝えている。

 まずは三つの選挙で「非自民」と言える野党系候補が当選したことに拍手したい。ではあるが「野党共闘の課題」もいろいろと伝えられている。10月までには実施される総選挙で「野党共闘」による勝利がどこまで伸びるか、はたまた「課題」を克服できずに尻切れに終わるか「非自民」期待の庶民は今後を見守っている。 

 新聞報道でどうもしっくりしないのが参院広島選挙区の「アンリ」さんのことである。今回広島の選挙は「再選挙」だという。この「再選挙」は2019年に行われた選挙は「無効」であったためらしい。無効だから「当選者」はいなかったと思うのだが「アンリ」さんが当選し1年余にわたり歳費を受け取り、返上などしていないようだ。だからだろうか「アンリ」さんを「前参院議員」とか「元参院議員」と呼ぶのが普通のようだ。 

 2019年の選挙が「無効」なら「当選者」がいなかったはずだが、そうはならないのが現実なのだろう。お金をばらまいたから当選できた「アンリ」さん。そのために「離党」し「辞職」したらしい。当選取り消しではなく「辞職」なら「再選挙」とはいえないのではなかろうか。つまり、先の選挙は「無効」ではなく「アンリ」さんはやはり当選していたのだろう。 法律って難しいよね。

 どうなっての、池上さん教えてよ!!