集団就職世代の想い出といま

北東北の奥深い山の集落から15歳の誕生日を迎えたばかりの少年が大都会の町工場に就職した。それから60年ほどが過ぎたいま、さまざまな想い出とこれからを綴る。

山本太郎の「れいわ」に拍手

  先の参院選「れいわ」が2議席を獲得した。当選者は2人とも重度の身体障害者ということである。当方は「れいわ」に投票しなかったが、2人当選に拍手を贈りたい。

 なんといっても、身障者を議員として送り出したことの役割に拍手したい。早速議会は規則を改めるなど受け入れ態勢を整えるらしい。わが国の議会としてまだまだ初歩の取り組みだと思うが、これからは様々な条件の代表が登場することになるでしょうから、それらを当然のこととして受け入れていく道を整えてほしいものと思う。

 「れいわ」の政策のあれこれを知っているわけではないが、「消費税廃止」のインパクトは大きい。当方は秋からの「10%増税」を中止してほしいと願ってきた。特に今回は「増税対策」として様々な方策を考えているらしいが、そのこと自体が消費者の抵抗感を意識したものであること間違いなしである。あれこれ手立てを考えながら10%実施するよりも「消費税廃止」の主張の方がわかりやすい。

 さらに、選挙で代表を送りだすことや気持ちや意見を集約してくれることが理解されたことの役割も大きかったと思う。いわゆる無党派層の掘り起こしにつながったものと思う。今後の「れいわ」の活動を関心を持って見守りたい。