集団就職世代の想い出といま

北東北の奥深い山の集落から15歳の誕生日を迎えたばかりの少年が大都会の町工場に就職した。それから60年ほどが過ぎたいま、さまざまな想い出とこれからを綴る。

2020年は最も暑かったんだ

 いやあ!寒いですね!!があいさつ代わりのこの頃です。何しろ我が家の畑を見るとホウレンソウや白菜、キャベツ、大根、菜花など霜のせいでしょうか葉っぱが枯れてしまってます。育て方に問題があることは承知しているのだが、なんといっても厳しい寒さが大問題だと受け止めています。農園仲間に聞くと「同様な感じ」ですが「ことしは寒さよりも乾燥ですよ」との説明。確かに納得です。この冬は「異常乾燥」とでもいうのでしょうか。

 そんな印象を持ちながら朝日新聞(1月21日付)を読んでいると「最も暑い年」との記事が目にとまった。2020年の世界の平均気温が、「産業革命前より1・25度上昇」していたことを欧州連合の気候変動研究機関が発表したそうである。

 2020年の世界の平均気温は平年値(1981~2010年)より0・6度高かった。とくに欧州では最も暑かった2019年を0・4度上回り観測史上最高となったという。

 なるほど、地球のあちらこちらで大規模な山火事が発生していることや氷山の崩壊、北極圏の温暖化などに通じる現象が地球を悩ましているのだろうと感じた次第である。