集団就職世代の想い出といま

北東北の奥深い山の集落から15歳の誕生日を迎えたばかりの少年が大都会の町工場に就職した。それから60年ほどが過ぎたいま、さまざまな想い出とこれからを綴る。

パート仕事はマンション清掃

 当老人のパート仕事はマンション清掃です。

 通常の仕事は午前中に終わるのですが、きょうは同僚が体調を崩したためにその補充要員として午後も仕事しました。それはマンションの棟ごとに3ヵ月に1度ほど行う定期清掃という機械清掃でした。2年ほど前はこの仕事を毎月のようにこなしていたのですが年齢を重ねたこともあり引退していました。今回は仲間の体調不良ということで引き受けることにしたわけです。収入は増えるものの高齢のための疲労も数倍増えるのが悩みです。 

 マンションは、この地域では高級マンションと言える物件。30階建てのタワーマンションが2棟と15階建てほかが4棟、ほかに管理棟と集会所棟、貸店舗があります。きょうの仕事はタワーマンションの共用部分廊下の床を機械で磨く作業を4人のチームでこなしました。タワーは5フロアづつ6日間かけて終了予定です。何よりもチームワークが大事な作業です。

 しばらくぶりの作業に疲れました。疲れたビーの感じでした。