ボケの花
近所の小さな公園にあるボケの花が見ごろです。
ボケは、わが国原産の草ボケと中国原産の真ボケ、それとボケという3種があるそうです。しかしながら、一般に見られるのは中国原産の種類だそうです。ほとんどが平安初期の時代に渡来し改良が進んだようです。いくつかの流行の時期を重ねて現在に至っているのでしょう。今では200種類とも言われますから、見分けはかなり難しいようです。
ボケといえば「呆け」を連想しがちですが、花の方は秋には瓜のような実をつけます。そのため「木瓜」(もっけ)から「ボケ」に転じたということです。さらにボケの花の形から戦国時代には「家紋」に用いられ現代に続いています。さらに「花言葉」として「先駆者」とか「指導者」などがあるそうですから、オン(音)のイメージとはずいぶん違った印象です。
近所で見つけた「ボケ」の花は白とピンクが混じった種類でした。