集団就職世代の想い出といま

北東北の奥深い山の集落から15歳の誕生日を迎えたばかりの少年が大都会の町工場に就職した。それから60年ほどが過ぎたいま、さまざまな想い出とこれからを綴る。

膝痛の中、11月の散歩は22回でした

 とうとう11月も終わりですね。

 しばらく中断していた「速足散歩」は、この11月が22回を数えました。まあ、座布団2枚の努力賞と言って良いでしょう。

 この「散歩」は、体重コントロール、それが健康につながればということで続けていたが、夏の猛暑のためにダウンし8月~10月ほとんど休んでしまった。10月になると膝を痛めて整形外科医に世話になってしまった。ところが医者は「散歩は続けた方がよい」というので、10月末から歩き始めた次第。

 きょうも医院を訪ね、リハビリを重ね、薬を処方してもらった。膝の痛みも和らいできたので階段の上り下りも楽になったような気がする。直ったわけではないのでリハビリを重ねながら普通の膝に戻したいものである。

 膝の痛みと、散歩の効能を探すと、体重を増やさないこと、膝周りの筋肉を強くすることにあるのだろうと受け止めている。無理をせずに積み重ねながら健康状態を維持してゆきたいものである。

映画「億男」を楽しみながら

 しばらくぶりに映画億男」(おくおとこ)を楽しく観ました。

 主人公は、小学低学年の女の子の父親。兄の残した借金返済のためにダブルワークで働いているために別居・単身生活している。あるとき別居中の娘と買い物をしていると見知らぬおばあさんから抽選券をもらうと宝くじが当たり、その宝くじで3億円を手にする。これで借金を返済し妻や子供と一緒に生活することができると描いていた。しかし見たこともない大金のために使い途を億万長者の親友に相談したのだが、酔いつぶれているうちに親友に大金を持ち逃げされてしまう。

 それからが映画が主張したいことのようである。親友の行方を探しながらいろんな人に出会い「お金の本当の価値」を学ぶことになる。結局主人公は、離婚せざるを得ないわけだが、その後に親友が3億円を持って現れる。そのお金で、娘が欲しがっていた自転車をそっとプレゼントした。ここで映画はエンドである。 

 先に朝日新聞が「お金で幸せがかえますか」みたいなインタビュー記事を掲載していたが「家族の幸せ」など、金銭で買えるものでないことはわかりきった話。簡単に言えばそういうことになるだろうが、人生のストーリーも映画のストーリーもさまざまであり、時間の経過によって「理解は深まる」ということでしょうか。 

 主人公が、親友の行方を捜しながら出会う人たちは実にユニークな人ばかり。お金儲けのうまい人(詐欺まがいともいえるような)が登場したり、女性をお金で支配できると思い込んでいる金持ちの男(女性を投機または物とみなす)など。

 わが人生でも似たような方がいました。会員を募って物を売る会員販売ビジネスの創始者(今ではネット通販など珍しくないけど)とか、やり手で美人秘書が”売り”の評論家などに出会いました。実に金回りはよいように見受けられました。映画を見ながら昔々のことがふとよみがえりました。

 宝くじが当たるように年末には「ジャンボくじ」でも買ってみようかなあ~

 本当に当たったら人生終わりかもしれない。

消費増税は「延期」ではなく「断念」を

 政府は2019年10月から消費税を現行8%から10%に引き上げるという。その実施方法については与党内からも問題点が指摘されるほどであり、「3度目の延期」も取りざたされているらしい。それほど問題が多いわけだから「延期」ではなく「断念」こそが庶民を味方にすることになる。これ、間違いなしだ。 

 10%増税は、2017年4月から(延期)実施する予定だった。安倍総理は、景気がリーマンショック並みの事態にあることから2019年10月まで「再度延期」することを2016年6月に表明した。そこで、増税分は子供の教育分野に重点的に使うので、7月10日投票の参院選で「再延期の信任」を問いたいと、言い放った。 

 想い出してほしいものである。

 ただ今の景気はどのような事態だろうかリーマンショック時と同じではないでしょうか。むしろ先行きはそれ以上でしょう。

 沖縄の選挙結果を見るまでもなく、近づいている地方選挙、続く参院選挙を考えると与党にとって決して環境はよくない。官庁ぐるみでの「雇用水増し」や「公文書のごまかし」などを含めて安倍政府への信頼は薄っぺらになっている。

 そこで「打つ手は」10%増税の「再々延期」の断行表明である。もう間に合わないという声があろうかと思うが、前回は実施10カ月前の延期表明であった。参院選直前であった。10か月前ならば「来年1月末」までの判断であろう。景気とか「増税準備」を理由にすれば地方選直後の「最終判断」だってありうるだろう。

 そうです。1月までに、政府が「10%増税を断念」するよう追い込んでいきましょう。万が一「最終判断」が遅れるようだったら、統一地方選、そして参院選で「与党退陣」まで追い込もうではありませんか。

 消費増税に疑問を持つみなさん手をつなぎ大きな輪を作りましょう。延期・断念させる同盟ですよ。

ウオーキングを再開しました

 膝が痛むので整形外科に診てもらいました。先生は「膝に水が溜まっている」のが直接的な原因という。その際、「ウオーキングはしてますか」というので「いまは歩いていません」と答えた。先生は「ウオーキングは続けた方がよい」という。そこで、きょうは「50分」だけだが「ゆっくりな速足散歩」を実行した。

 この夏は異常と言える暑さが続いた。そのためだろうと思うが「頑張り」が続かない、「気力」が湧いてこない。そんな状態が続き8月初めには、ずっと続けていた「速足散歩」を中断してしまった。それを整形外科医の「言葉」で再開することにした。とわ言え、膝が痛いのにウオーキングが適当なのか心配である。おそらく「体重コントロール」と膝周りの「筋力強化」のために薦めてくれたのだろうと判断して「再開」しました。

 継続することが大事であるが、どれだけ続くかが難題である。まあ、2日に1回程度を目指しながら「継続」を心がけようと思う。ご支援をよろしくお願いします。

財政再建は「消費増税」以外にないのか?

 消費税10%への賛否がマスコミで目につくようになった。

 気になったのは、先の日曜日NHK朝の番組で有識者が消費税について意見を述べていたが、出演者すべてが「来年10月から消費税10%」になることを前提にしたうえで、実施にあたっての留意点を指摘していたことである。なるほどNHKらしい番組制作であると首をかしげてしまった。つまり「消費税10%」ありきの有識者を集めた討論番組を企画放送したわけである。しかも、有識者「消費増税はこれからも続く」とわざわざ前置きするほどの念の入れようは「異様」としか言いようがない。 

 新聞でも様々な意見が掲載されている。ほとんどが財政再建のためにやむを得ない」のではないかといった意見のようである。おそらく「増税反対」の人たちは投書しても無視されるか投書さえしないためではないかと思う。どうせ「俺たちの声なんか聴いてくれないだろう」とあきらめてしまう。そんな姿が目に浮かんでくる。

 そこで財政再建のためには「消費増税しかないのだろうかという議論はマスコミであまり見かけない。例えば「税金の集め方」を見直すことだってあるだろう。

 もう一つ、消費増税をすると「駆け込み需要とその反動」でしばらく景気は落ち込むらしい。それを否定する有識者はいない。皆が懸念しているのだ。もし消費増税を止めて高所得者(いわゆる富裕層)や大企業の内部留保に税金を負担してもらったら、直ちに日本経済は落ち込んでしまうだろうか。そしてわが国の財政はたちどころに破綻してしまうのだろうか。

 どうも社会保障の充実」財政再建のためには「消費税の増税しかない」という論理構成がのし歩いているような気がしてならない。有識者の方々ももう少し角度を変えて財政再建」の論理構成を探ってみてはといいたい、この頃である。

 

膝の痛みで整形外科にお世話になる

 参った参った。きょうは膝が痛いのでついに整形外科にお世話になることになった。

 最初にレントゲン撮影から始まった。それを見ながら医師は「半月板のところに水が溜まっているのが直接原因」という。加齢による筋力が弱まっていること、体重が重くなっていることなどが考えられるという。それでしばらくリハビリを重ね、その経過を見て次の手を考えましょうという。

 なるほど。転んだわけでもない。はずみでぶつけたわけでもない。それなのにだんだん痛みが強くなっているみたいで、これでは医師の判断に頼るしかないと。まだパート仕事に影響はなさそうなので、早めに回復したいと思う。 

 リハビリ会場は、何やら騒然とした感じ。あちらこちらにいろんな機械があり若い女性たちが走りながら患者に対応し、機械を操作している。若い男性は患者と向き合いながら筋トレを手助けしている。当方もレーザー照射とか電流マッサージのようなリハビリを重ねた後、膝を曲げたり伸ばしたりを繰り返し、階段3~4段を上り下りした。簡単な筋トレ方法を教わり、きょうの診察とリハビリは終わった。

 薬店で痛め止めなどを処方してもらった。

 気分的に楽になった気がしたが、診察初日で痛みが取れるなど考えられないから、これからのリハビリに努力する以外に回復の道はないだろう。加齢を乗り越えるリハビリに努力したいものである。健康こそが「幸せ」の条件であるのだから。

 

オール沖縄勢力の勝利に感謝

 沖縄に行ったことはないが、沖縄の首長選には関心をもっている。沖縄県知事選、豊見城市長選、那覇市長選と続いたが、いずれも「オール沖縄」勢力が推す候補が当選した。これを「3連勝」と誇るマスコミもあるが、沖縄県民の意思が明確になったということは間違いない。当方も選挙結果に心から感謝したい。 

 前にもメモしたが、20代半ばのころ夜間大学に通っていた時分、沖縄出身の後輩がいたこともあり、復帰前の「沖縄研究」に取り組んだことがある。もちろんそのころ仲間たちは「沖縄の祖国復帰」「沖縄を返せ」の運動に意欲的に取り組んでいた。

 そのころの気持ちは、今でも変わっていない。沖縄返還闘争に意欲的に取り組んだ行動力は弱まったが、気持ちはあのころと変わっていない。だからこそ、沖縄県民が「オール沖縄」勢力を押し上げたことに感謝したい。その先に基地返還や地位協定の見直しなどが見えてくるものと信じている。

 引き続き「オール沖縄」勢力のご支援をお願いいたします。