集団就職世代の想い出といま

北東北の奥深い山の集落から15歳の誕生日を迎えたばかりの少年が大都会の町工場に就職した。それから60年ほどが過ぎたいま、さまざまな想い出とこれからを綴る。

オール沖縄勢力の勝利に感謝

 沖縄に行ったことはないが、沖縄の首長選には関心をもっている。沖縄県知事選、豊見城市長選、那覇市長選と続いたが、いずれも「オール沖縄」勢力が推す候補が当選した。これを「3連勝」と誇るマスコミもあるが、沖縄県民の意思が明確になったということは間違いない。当方も選挙結果に心から感謝したい。 

 前にもメモしたが、20代半ばのころ夜間大学に通っていた時分、沖縄出身の後輩がいたこともあり、復帰前の「沖縄研究」に取り組んだことがある。もちろんそのころ仲間たちは「沖縄の祖国復帰」「沖縄を返せ」の運動に意欲的に取り組んでいた。

 そのころの気持ちは、今でも変わっていない。沖縄返還闘争に意欲的に取り組んだ行動力は弱まったが、気持ちはあのころと変わっていない。だからこそ、沖縄県民が「オール沖縄」勢力を押し上げたことに感謝したい。その先に基地返還や地位協定の見直しなどが見えてくるものと信じている。

 引き続き「オール沖縄」勢力のご支援をお願いいたします。