集団就職世代の想い出といま

北東北の奥深い山の集落から15歳の誕生日を迎えたばかりの少年が大都会の町工場に就職した。それから60年ほどが過ぎたいま、さまざまな想い出とこれからを綴る。

2月は23回の散歩でした

 あっという間に2月も過ぎてしまいました。当地は今日ほとんど雨でした。ということで日々重ねている速足散歩はできませんでした。

 2月の結果は23回(日)でした。まあ頑張った方でしょう。

 散歩との関連性はわからないのですが、膝の痛みが続いているものの医者頼みで無くなったことだけは確かです。これからは漢方が良いかもしれないと考えているところです。これからは気温も緩やかになりそうですから無理のないサンポを重ねて行きます。

 何しろ「後期高齢者」の健康管理は現役時代と違って相当な気配りが必要ですね。実感実感の日々です。

河津桜が咲きました

 公園の河津桜、ことしは2月22日に開花しましたが、カメラ故障で撮影できませんでした。25日になって撮影できました。この2~3日で花の数があちらこちらで目につくようになりました。満開も間もないことでしょう。

 開花から3日遅れの写真を掲載します。満開になったら改めてご覧いただけるようにします。感謝   

        f:id:yasanjin2016:20190226173526j:plain

 

遅れたか「河津桜」の開花

 ことしも公園の河津桜が開花しました。ことしは2月22日(当方確認)で、昨年よりも3日遅れでした。

 昨年は2月19日雨水の開花でした。ことしも19日が雨水でしたがそれよりも遅れました。この地域では、塩害を伴う台風がありましたので、そのせいではないかと話題になりましたが、昨年より開花が遅れた理由などさっぱりわかりません。

 申し訳ありません。用意したカメラが電池切れで開花した花の写真を掲載できませんでした。春を告げる「河津桜」の花は後日掲載します。

総雇用者所得を吟味すると~

 例の「毎月勤労統計」(不正)との関連でしょうか「総雇用者所得」なるものが話題のようです。ある新聞は「毎月勤労統計で公表される労働者1人当たりの賃金に雇用者数をかけた数値」と簡単明瞭に説明します。この「所得」がアベノミクス効果で増加しているという。なんかめでたい話のようであるのだが、そうでもないらしい。

 第1に「毎月勤労統計」が正確でないこと、それも作為的「上振れ」の疑いがもたれている。二つ目はこの間の「雇用者数」の中身である。新聞によると、雇用者数が増えたうち「7割が高齢者」(65歳以上)と指摘する。次いで多いのは「15~24歳」でそのうち学生、高校生が85%以上を占めるという。

 この間に増えたといわれる「雇用者数」の大多数は、65歳以上のパート高齢者とアルバイト学生というわけだ。つまり、年金だけでは暮らしてゆけない高齢者が最低賃金水準のパートでしのいでいるのが実態。同じように親だけに頼れない高校生や大学生がアルバイト就業で家族の負担を軽くしている様子がうかがえる。この光景は「アベノミクス」の光ではなく「影の部分」として理解、認識すべきだろうと思う。

 パート収入に頼る後期高齢者の実感である。

 

野蚕学会会報誌を読む

 日本野蚕学会の会報誌「野蚕~新素材シルクの研究開発」が届きました。

 今回の会報は、昨年秋に開かれた日本野蚕学会での研究発表を紹介する内容となっているようです。会費会員の当方は参加できなかったので、とりわけ楽しく読みました。

 1、巻頭言は、国際野蚕学会設立から30年が経過したことを話題にしています。1988年に開かれた国際昆虫学会で野蚕学会が設立。以来30年間日本と国際(世界の)野蚕学会の会長として野蚕=ワイルドシルクの研究開発を牽引している赤井弘氏の奮闘は高く評価される。ちなみに「30年」というのはわが国では「平成30年」とダブるところがあり”平成30年間のワイルドシルク”の時代として記憶することもできそうである。 

 2、研究発表での「プラチナ繭 アゲマ・ミトレイ」(檜山佳子、赤井弘)のレポートも興味深い。ヤママユガ科の仲間である「アゲマ・ミトレイ」の繭糸はプラチナのような輝きが特徴で、比較的容易に紡ぎ糸ができるらしい。その特徴を解明したのがこのレポートである。魅力いっぱいのワイルドシルクだが、生息地であるマダガスカルでは人口急増のために森林が急減し、アゲマ・ミトレイ自身の生息が危ぶまれているらしい。野蚕の魅力と環境保護の両立を考えさせられる報告である。

 3、キトサンシルクプロティン(SP)加工の長期着用試験(中山れいこ)の実用的レポートには驚きと感心の連続。報告者は、綿にシルクプロティン加工した夜着を4年余着用した試験結果をまとめている。シルクプロティン加工は肌に対しても製品としても大きな効果があった様子である。 

 ほかのレポートも興味深いが、ワイルドシルク=野蚕の魅力として特筆したい3テーマを掲げました。

4回目の雪でした

 15日(金)。以前は雨の予報でしたが、いつの間にか「雪が降るかもしれない」に変わり、とうとう9時ごろから午後2時過ぎまで雪が舞っていました。今季4回目の雪でしたね。ただ今回は降ってきたものの地面が白くなるようなことはありませんでした。

 1月の乾燥続きから見ると、雨にしろ雪にしろ湿気が伴うので助かっています。

 自然のことですから、この時季に沿った気象を期待したいものです。

2月11日、当地は大雪でした

 2月11日祝日の朝、目が覚めたら辺り一面真っ白の大雪(といっても2センチかな)でした。当地では今季3回目の雪になりました。これだけ短期間のうちに3回も雪に見舞われることは珍しいことではないでしょうか。 

 15歳まで育った故郷は北東北の山の中ですから雪など珍しいことはなかった。むしろこの時季に雪が降らなかったら大騒ぎになったでしょう。子どものころは竹やぶから切ってきた細竹5~6本を並べて竹スキーを作った。ストックで滑るのではなく、スキーの先端にひもを付けそれをたずなのように持って斜面を滑り降りた。冬の楽しみであった。

 集団就職で東京に出て2年目頃だったと思うが元旦の朝大雪が積もったことがある。都会育ちの人は驚きびっくりしていたが、山猿のような生活だった田舎者は白い雪を見て大はしゃぎしたことを想い出す。それから何年かして4月1日に東京が大雪に見舞われたことがある。

 子どものころの習性だろうか、老人になっても地面が白1面になるとつい外に出て雪の感触を楽しみ雪かきに汗を流すと気分も爽快である。