集団就職世代の想い出といま

北東北の奥深い山の集落から15歳の誕生日を迎えたばかりの少年が大都会の町工場に就職した。それから60年ほどが過ぎたいま、さまざまな想い出とこれからを綴る。

2021-08-18から1日間の記事一覧

松ヤギで飛行機は飛んだのだろうか?

数年前のことだが地域で開かれた「戦争体験を聞く会」に参加したことがある。ある高齢の方が「一生懸命松ヤギを集めて供出した」と語っていたことを想い出した。その「松ヤギはどのように使ったのですか」と質問した記憶がある。彼は「飛行機の燃料にすると…