集団就職世代の想い出といま

北東北の奥深い山の集落から15歳の誕生日を迎えたばかりの少年が大都会の町工場に就職した。それから60年ほどが過ぎたいま、さまざまな想い出とこれからを綴る。

箱根方面バス旅楽しむ1日

 21日木曜日、日帰りバス旅を楽しみました。

 初めに小田原のかまぼこに立ち寄り、続いて芦ノ湖・箱根園で昼食と水族館見学、ガラスの森美術館、エビせんべいの里で買い物、目指すは讀賣ランドのイルミネーションのコースでした。参加費は7000円でお釣りが出ました(水族館は別料金)から満足です。

 水族館ではロシアの淡水湖に棲むというアザラシを見ることができました。ガラスの美術館では箱根の昆虫を題材にしたガラス工芸品を見ることができました。イルミネーションは「素晴らしい」の一言であるが、シニア層にとっては時間を持て余すイベントだと思いました。どうもイルミネーションというのは当方には違和感があるのです。自然を照明で壊すのではないかといらぬ心配をしてしまうからです。見た目がかっこいいなら何でも客を呼べるといった発想は考え物だと思います。

 イルミネーション見学は時間つぶしに困惑したがバス旅全体は満足して帰宅しました。 きょう一日に感謝です。

日米同盟は「隷属」状態に~関心

 今回も朝日新聞の記事を参考にしました。同紙19日付「オピニオン」のページで「日米同盟の現在地」を掲載している。構成は、3人の識者へのインタビューであるが、奥谷禮子さん(ザ・アール会長)は「直言できず もはや隷属」と日米同盟のいまを観ているようだ。 

 これほどズバリ言える識者は多くはないと思いながら関心しながら読んだ。

 冒頭「日米同盟は、パートナーシップとは程遠く、もはや隷属関係です」とズバリ。ほかにもトランプ初来日の際に「沖縄の基地負担を減らす今後の道筋をどうつけるのか、そもそも日米地位協定を見直せないか」を提起できなかったのかと疑問を投げかける。最後に「日本の戦後が誇るべきは、戦争せず、一人も殺さないで来たという平和です」という。

 このような視点で日米同盟をとらえている識者が増えてこそ真のパートナーシップが発揮されるのではないかと思いました。わが国の「防衛産業が先細りする」と懸念する識者にもそれなりの見識があるだろうが、パート収入で生活をしのいでいる高齢者にとっては「隷属」状態から脱出し本来的なパートナーシップを作り上げてほしいと思いながら読み直した。

資本主義はこれで良いのか~企業トップの観方

 朝日新聞12月17日付に「平成経済ーグローバル化と危機」という記事が掲載されている。紙面で企業トップなど3人がインタビューに答えている。関心を持ったのは「資本主義観が変化 分配により力を」との見出しである。話をしているのは宮内義彦氏(オリックスのトップ)。

 私の理解では、昭和の時代では「経済成長」が基本であったが、平成時代では「成長を望まない」人が増えているそうだ。そのために革新的な製品やサービスが少なくなっているという。同時に”会社は誰のものか”の見方も変わってきたらしい。

 宮内氏は「経営者は株主に奉仕する」のが原則との考えで指導してきた。だがこの5年ほどで「そういう資本主義でいいのか」と変わってきたそうだ。そこで「会社は人、モノ、カネをうまく使って経営する。だが人はモノやカネとは違う。最大限の配慮が必要だ」という。そして「次の時代は、より分配に力を入れ」よと答えている。  

 株主配当も分配の仕組みだろうから、そちらの分配ではなく、氏が説明するように「経済活動は人に奉仕するために存在する」に従い”社会福祉的な分配”に重点を移してほしいものである。大企業が内部留保を増やすだけが経済活動の手本ではないと感じました。

感動的な言葉に出会いました

あきらめるな! (がれきを)押し続けろ! 動き続けろ! 光が見えるだろう? そこに向かってはって行け (参考・朝日新聞12月12日付) 

 ノーベル平和賞の授賞式(10日、ノルウエーのオスロ)で、国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)の運動推進者で被爆者のサーロー節子さん(カナダ在住)が講演したなかの実体験の話です。被爆の実態を感動的に語ると同時に未来に向かって全世界の人々に呼びかけ・訴えたこの言葉はずっと歴史に残るだろうと思います。

 当方は、生まれて2~3年のころのため第2次大戦についての記憶は全くありません。成長するとともに戦争とりわけ原水爆の悲惨さを知り、人類がどのような理由付けをしようが生きるために作ったり使ってはならないと思うようになりました。それが先の大震災による原発事故によりさらに明確になったと思います。

 頭の中で、そのように思っているだけで、被爆の実態やICANの運動や役割など深い関心を持っていませんでした。しかし、この2017年は、国連で核兵器禁止条約が採択された。その運動に貢献したとしてノーベル平和賞が授与されたわけでしょう。核兵器廃絶に向けた大きな歩みが記録される年だと思います。

 彼女の言葉は「被爆」という戦争の悲惨さと一体となっているが、当方にとっては”人生応援歌”のようにも聞こえる。誰かが”星ほどの明るさが見えるだろう。それに向かってはってでも真直ぐに進むんだ”と励ましてくれているようでもある。貧乏から脱出しようともがき続けてきた我が人生(今後の老後を含めて)にも重なる感動的言葉である。

 被爆体験とわが人生と比べるのは失礼と思いながら彼女の訴えを読み返しています。

ボランティア仲間でランチ忘年会

 12月8日(金)、公園清掃と花壇づくりのボランティア仲間でランチ忘年会を楽しみました。参加者はほとんどが高齢者で男性3人と女性7人。当方はグループのまとめ役ということで年間の会計報告を担当し、無事に終了しました。 

 ボランティア活動は、公園全体の清掃、公園内に花壇を作っているのでその管理などが主な活動。もちろん市の公園ですから設備などの点検報告や改善提案も活動のひとつです。近隣住民から感謝の声をかけられることが多いのだがときおり苦情が管理事務所に伝えられることもあるそうだ。そんなこともランチ会の話題でした。

 仲間でも、花壇づくりに熱心な人やどちらかというと清掃に熱心な人などさまざまであるが、定例活動日以外でもみなボランティアに熱心な人たちである。そうした活動が社会福祉協議会の広報誌に紹介されたこともある。また近くの大手スーパーが行っているキャンペーン活動に参加し、貴重な資金援助をいただいている。

 みんなが来年も元気で活動参加できることを願ってランチ会を終了しました。

 感謝、感謝です。

 

重大ニュースのひとつ

 これは私にとっての重大ニュースである。

 12月7日木曜日、市が実施している高齢者特定健康診査という健康診断を受けました。多分健康診断は7年ぶりになると思う。内容は胃癌、肺がん、大腸がんなどの検診で、経費は無料でした。前の晩から食事を控え、当日はお茶を少々という条件。診察はスムーズに進んだがレントゲン検査が大変だった。バリュウムを飲んで体を回転しながらレントゲン撮影するものだ。何しろバリュウムを飲むのは10年以上も昔に経験しただけで、近年まったく経験していないことだった。

 診断結果は、郵送と医師面談で伝えられるという。医師面談は1月18日木曜日となった。

 さてさてどのような診断が出るか一抹の不安もあるが、診断結果により健康状態がつかめるのだから一安心できると思う。心配事がないことを祈っている。

 

11月の速足散歩は28日(回)でした

 今月はよく頑張った回数(28回)でした。まあ”座布団1枚”としましょう。

 なんといっても、この回数は早朝の天気に恵まれた結果でしょう。秋には心配していた早朝の暗さも今ではしっかり慣れてきた。スタートから帰着までの1時間まったく明け方を感じさせない暗いなかをひたすら歩いている。むしろこれからは、暗さよりも冷たさに気を付けなければと思う。

 12月は年末ということで、外で飲む機会も増えてきそうでアリ、それなりの日程管理をしながら25回ほどは歩きたいものである。

 歩いてもウエイトは増え気味であることが散歩関連での悩みである。

 対策はあるか??