集団就職世代の想い出といま

北東北の奥深い山の集落から15歳の誕生日を迎えたばかりの少年が大都会の町工場に就職した。それから60年ほどが過ぎたいま、さまざまな想い出とこれからを綴る。

ゴルフは賞金稼ぎレースでいいのですか

 オリンピック開催を前にスポーツの話題が盛り上がっているようです。バスケット、ラグビー、バドミントン、卓球、サッカー、ゴルフなどなど。スポーツ音痴の年寄りに分からないことというのか「これでいいのだろうか」ということがあります。

 女子ゴルフでは「シブコ」(渋野日向子選手)が「賞金女王」になれるかどうかと、スポーツ新聞だけでなく一般紙もテレビも報道合戦を繰り広げている。それが「女子ゴルフ」を盛り上げる要因になっているのだろうと思う。それなりにうれしいことである。

 このスポーツまたはプロスポーツ、さらにはスポーツ団体の決め事などよく理解していない者が感想を述べても致し方ない。むしろマスコミの方々にお伺いしたいと思います。つまり「女子プロゴルフ」の場合、ゴルフのテクニックよりも「賞金争い」が優先されるのでしょうか。そのように報道するマスコミはそれでよいのでしょうか。まあ。優勝回数により「賞金額」も決まってくるのでしょうけど、「賞金争い」は2の次、3の次のスポーツこそが本筋ではないかと思います。

 大相撲も勝者に「懸賞金」が出ていますが、「賞金争い」についてマスコミはあまり関心が無いようです。競馬はギャンブルですから「賞金」が出ても馬や騎手の「賞金争い」は見出しになりにくいのでしょうか。バドミントンやテニスなどのスポーツではどのようになっているのでしょうか。

 スポーツテクニックと賞金争い(レース)の主従関係をきっちり報道すべきではないだろうかと思いました。