集団就職世代の想い出といま

北東北の奥深い山の集落から15歳の誕生日を迎えたばかりの少年が大都会の町工場に就職した。それから60年ほどが過ぎたいま、さまざまな想い出とこれからを綴る。

民進から希望へ移った諸君は自身を振り返れ

 昨日のテレビ、今朝の新聞を読みながら民進党から希望へ駆け込んだ国政議員たちの身勝手さにがっかりし”愛想が尽きた”感じである。

 小池たんの旗振りで希望の党ができた。誰が仕組んだかわからないが前原が駆け込んで合流を一応取り付けた。そこに連合もいたのである。前原の提案を聞いてシャンシャンと合流を全員が承認した。前原は「公認」を得るといっていたでしょう。

 希望が公認するということは、希望の掲げる政策を実現するために働く議員を増やすのが狙いなわけだから、希望の政策に賛同することは当然のことである。原発、消費税、憲法共謀罪などの問題を含めて概ね共鳴するから「希望」の看板の下で選挙に臨むのは当然のことである。希望が掲げる政策は、私の主張とは違うというなら最初から同意しなければよかっただけの話である。

 マスコミによると、小池の発言が悪いとか前原に騙されたとか言っている諸君がいるようだ。実に情けない。国政の議員、民進党員であったなら、政党の主義主張や政策の違いぐらいわきまえていてほしい。移籍とか合流と言おうが、新党へ「入党」するわけだから、希望の規約や政策に縛られるのは当たり前である。そうしたことを真剣に考えずに風当たりの良い「看板」だけを借りようと考えた国政議員はこれから切り捨てられるのが当然である。

 コイケの責任だとかマエハラの責任だというなら、自分自身が民進党員として選挙民の前で何をやってきたのかを真剣に振り返るべきである。自分自身の信条、信念をもう一度見つめなおして、下野すべきであろう。国費の無駄遣いはやめてほしい。