集団就職世代の想い出といま

北東北の奥深い山の集落から15歳の誕生日を迎えたばかりの少年が大都会の町工場に就職した。それから60年ほどが過ぎたいま、さまざまな想い出とこれからを綴る。

さくらと入学式

 朝散歩の途中で帰宅する小学生たちに出会いました。3年生ぐらいかと思われる男の子が来たので「ずいぶん早いけど、学校終わったの?」と尋ねました。男の子は「きょうは入学式なので早く終わったんだ」と説明してくれました。そうか。きょうは入学式だったのかと納得した次第です。

 そういえば、真新しいランドセルを背負った男の子が両親の後を追いかけるように歩いている光景が2~3組見られました。 

 そうした風景に似合うのは「さくら」ですね。ことしはどの桜も開花は早いようですが、当地のきょうは「八重桜」が満開でした。この桜を背景に「新1年生」親子が記念写真を撮っている風景も見られました。なんとなく「重さ」を感じさせる八重桜の風情は圧巻です。

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