集団就職世代の想い出といま

北東北の奥深い山の集落から15歳の誕生日を迎えたばかりの少年が大都会の町工場に就職した。それから60年ほどが過ぎたいま、さまざまな想い出とこれからを綴る。

大晦日の懐かしの歌を噛みしめる

 大晦日は「紅白歌合戦」で終わるのがかつての習わしであった。そんな風景が無くなってから10年も20年も過ぎてしまった。ことしの大晦日のテレビは「懐かしの歌」を放送していた。たまたま舟木一夫の「高校3年生」や今陽子加山雄三のヒット曲が放送されていた。小柳ルミ子の「瀬戸の花嫁」も懐かしい。

 番組の中で坂本九見上げてごらん夜の星をとか「上を向いて歩こう」も話題になったが歌は紹介されなかった。それはいろんな事情からでしょうが、後期高齢者の人間としてはかすかに通り過ぎた「青春時代」の想い出ボロボロとしてほんと~に懐かしさを感じる番組でした。 

 あの映画は、わが定時制高校をロケにしたものでした。ほんと。