集団就職世代の想い出といま

北東北の奥深い山の集落から15歳の誕生日を迎えたばかりの少年が大都会の町工場に就職した。それから60年ほどが過ぎたいま、さまざまな想い出とこれからを綴る。

「雑草研究部」(雑研)応援します

 朝日新聞5月12日付の「教育面」に珍しい記事が掲載された。「いま子どもたちは」のシリーズ企画のようである。この日は「永田町の一角我ら雑研」の見出しである。なかなかユニークな企画である。あの都立日比谷高校に「雑草研究部」という研究部があり、部員たちの活動内容を紹介する連載記事である。最初5~6回続くものと想っていたが3回で終わってしまった。これは残念でした。

 日比谷高校の学生にも「雑草」に興味を持つ高校生がいることを知って感動。その日比谷の地域でカタバミやスギナ、ムラサキハナナ、ススキ、カラスノエンドウなどなどを観察、特徴を研究している活動に感服しました。

 2回目の茎の強度の研究、3回目の食べられる雑草への挑戦などユニークな発想に高校生らしさを感じました。ヨモギは「ヨモギ餅」などで知られるように食べられるが、アザミ(種類による)を食べることはあまり知られていないような気もする。まだまだ挑戦することはいっぱいありそうである。

 もう一つ、雑草の渡来種のこと。当方が関心を持つのは、「ナガミヒナゲシ」と「ブタクサ」の繁殖である。しばらく前は「セイダカアワダチソウ」がいろいろ問題になったが、渡来種の増殖は無関心ではいられない。日比谷の地域でこの種の増殖はないのだろうか知りたいものである。頑張れ日比谷高校の「雑研」。