集団就職世代の想い出といま

北東北の奥深い山の集落から15歳の誕生日を迎えたばかりの少年が大都会の町工場に就職した。それから60年ほどが過ぎたいま、さまざまな想い出とこれからを綴る。

ナガミヒナゲシの増殖を食い止めたい

 春とともにあちらこちらで雑草も花を競い合っています。その中に気になるナガミヒナゲシがあります。もう6~7年前だったと思いますが、道端で赤い花が目立つので「何なんだろう」と気にしていました。それが比較的新しい外来種ナガミヒナゲシと分かりました。調べてみると繁殖力が旺盛で田畑に広がると大変なことになると知りました。それ以来、この花を見ると可能な限り引き抜いて捨てるようにしています。それでも「増殖力」に驚いています。

 この雑草は、繁殖力が1000倍ともいわれるほど旺盛であることから幹線道の道端から農村地域の田畑に広がっては大変だということ。ほかに「ケシ」の一種でもあり麻薬成分が疑われるといったことから、「駆除対策を徹底」してほしいとの要望もあるほどです。それに対して「害悪」が判明したわけではないので「駆除」を強制するのは行き過ぎだといった声もあり、両論が争われているのが現状のようです。

 いろいろ「見解が分かれている」ようですが、当方は、増殖抑制した方がよいとの判断で責任を持って行動しているつもりです。ご理解とご協力をお願いいたします。 

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写真は、空き地に増殖したナガミヒナゲシの花。来年は1000倍になるといわれる繁殖力。60年ほど前に貨物船で上陸したとみられ、輸送トラックなどで幹線道から住宅地に広がっています。結実前に茎を引き抜いて生ごみとして焼却処分が肝心と言われます。引き抜く際は必ず手袋をした方がよいようです。茎から汁が出るので(害はないようですが)汚れには気を付けたいものです。