景気の先行きが心配だそうだ
きょうは、ファミレスでランチを摂ることになった。テーブルに「讀賣新聞」があったのでさらっと目を通した。いつもなら敬遠する「社説」だが、きょうは「日銀短観横ばい」で今の景気を勉強した。見出しには「景気の”踊り場”の先が心配だ」とある。
社説でなくとも「日銀短観」などとても理解できないが、記事の中で2~3か所だけ「そうなんだ」とうなづける文章があった。当方は”うなづいた”だけで”理解”などできるわけもないのだが。
日銀短観(14日発表)によると「景気が足踏み状態にある」らしい。さらに3ヵ月先の見通しによると「大企業、中小企業とも、大幅な悪化を示し」ているらしい。
また、全般的に豪雨災害などから立ち直りつつあるが「個人消費は引き続き低調だ」そうである。そのことから「足元の企業業績は全体に堅調」だが「景気回復の『踊り場』が長引いているのは心配」な状態らしい。
そこで社説は「内需主導の成長の主役は企業である。賃上げを継続すれば、それが消費を押し上げ、さらなる企業業績の改善につながる」というわけだ。
どうも、3カ月先の景気には「心配」要素があるらしいことが分かった。そこで「個人消費」が主役なのか「企業」業績なのか言い分がわかれても「賃金」がポイントだということだろうか。「日銀短観」が主題のために社説は触れていないが「低調な」個人消費を活性化する方策として、低所得者支援や高齢者の医療負担の軽減とか消費増税の中止などが具体化されても良いと思うのである。
ランチ時の感想である。