集団就職世代の想い出といま

北東北の奥深い山の集落から15歳の誕生日を迎えたばかりの少年が大都会の町工場に就職した。それから60年ほどが過ぎたいま、さまざまな想い出とこれからを綴る。

窓口負担2割なんてひどすぎる

 報道によると、後期高齢者医療保険について、特例を段階的に廃止することが固まったらしい。当方は「特例」を受けていないと思うのだが、介護保険料の多さなどと合わせて考えると「老後」のこれからがますます不安になってくる。

 そんなことを考えながら、届けられたパンフレットを読んでいると「75歳以上の窓口負担が来年から2割へ」とある。うかつにも、このことは今後の生活設計に組み込んでいなかった。なんか正月前に気分が重くなってしまった。

 考えてみると、昨年度だったと思うが後期高齢者医療保険料が値上げされた。同じように70-73歳の窓口負担が2割になった。来年は、75歳以上の窓口負担も2割になるとすると、秋には消費税が10%になる。当方にとってはすでに年金基金が停止された。収入が減り続ける一方で、保険料や医療費が増え、日常生活に伴う消費税がのしかかると「どのようにやり繰り」すれば良いだろうか。

 そのために体調を崩しそうである。消費税10%は断念してください。

 人生100年時代なんてうかれていられない。それまで働き続けることは無理だろうからね。