集団就職世代の想い出といま

北東北の奥深い山の集落から15歳の誕生日を迎えたばかりの少年が大都会の町工場に就職した。それから60年ほどが過ぎたいま、さまざまな想い出とこれからを綴る。

消費税増税「中止」こそが正道でしょう

 俺は心底から本当に怒っている。 

 昨日「消費増税と同時に自動車、住宅減税」のたくらみがあることに”腹だたしさ”を綴った。するときょうは、「消費増税再再延長」の話が持ち上がっているとの話です。どいつもこいつも”しもじもの庶民”をまったく無視した取り組みに本気で怒っている。

 消費増税再再延期の理由として挙げられるのは、増税後の消費反動が気になること。そのうえで、改憲勢力にとっては、改憲を推進するためには増税批判を避けた方が得策という狙いがあるそうだ。まったくもって邪道である。

 増税後の景気反動にしても改憲にしても、庶民国民の声を気にせざるを得ないのだからきっぱりと「再再延期」ではなく「増税中止」を宣言したらどうか。その方が人気が高まるかもしれない。

 ちょうど来年度予算を考える時期だそうである。そこで「自動車と住宅の減税」を打ち出したのが経団連というところらしい。その理由は、やはり増税後の消費反動である。偉い役人も偉い経営者も、消費税増税は「消費反動」を引き起こすことを予想せざるを得ないのであろう。だからこそ庶民のことよりも「わが身」のこと「わが社」のことを念頭に増税策を推進していることは明らかである。我が家に帰って家族と話してみてほしい。消費税を引き上げてクルマ減税、住宅減税を「適切な判断」だとほめてくれるだろうか。

 ああ悲しい日々である。なんまいだ、なんまいだ。