集団就職世代の想い出といま

北東北の奥深い山の集落から15歳の誕生日を迎えたばかりの少年が大都会の町工場に就職した。それから60年ほどが過ぎたいま、さまざまな想い出とこれからを綴る。

見事な花は「クレマチス」でした

 散歩の途中で見事な花に出会いました。

 花の前にはじっと見つめているおばさんが居ました。

 「持ち主の方ですか?」「見事ですね。なんという花ですか?」と尋ねると。

 「私のものじゃない。これは、ここの会社の社長さんが一生懸命に手入れしているから立派に咲いているんだよ」と説明してくれました。そして「花はね。クレマチス、日本では”てっせん”っていうんだよ」と教えてくれました。

 なるほど、よく見ると花は、針金のフェンスの向こう側から伸びている。敷地には会社の看板が見える。花の好きな社長がほかの花も育てているらしい。

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 クレマチスまたは「てっせん」キンポウゲ科のつる性宿根草カザグルマとも呼ばれるそうだ。花は4月から6月上旬が見ごろ。花の大きさは10センチにもなるというほど大きく目立つ。それは”風車”にも見えるわけだ。花の色はブルー系、紫系、紅色系、ピンク系など多様で花の形もホタルブクロのようなものもあるそうだ。

 大きな花で、鮮やかなブルーが一斉に咲いていると余計に目立っている感じでした。