集団就職世代の想い出といま

北東北の奥深い山の集落から15歳の誕生日を迎えたばかりの少年が大都会の町工場に就職した。それから60年ほどが過ぎたいま、さまざまな想い出とこれからを綴る。

温浴施設での社員慰労会を満喫

 昨日はパート先が開催した”社員慰労会”に参加した。

 会場は、大型温浴施設。この地域のパートは約250人、うち60人ほどが参加した。慰労会はこれまで、秋ごろ2回(日時、会場を変えて)開かれ参加者の都合でどちらかに参加していたが、当方の提案もあって、参加者を増やす狙いでその地域ごとに開催することになったそうだ。

 地域責任者らの説明によると、この業種の今後はますます厳しくなるという。少子高齢化が進むこと、技術開発が急速であるなどにより人手不足が続くとみているようだ。それで雇用環境も今まで以上に整えていくという。また雇用について、いま70歳の人は80代まで働けるように健康に気を付けながら長く働いてほしいといったリップサービスも聞かれた。

 実際は、時給は最低賃金ギリギリに張り付いている。今後の社会保険制度の適用を考えて勤務時間や日数を押えるためにシフト制を強化するなども説明している。欠勤者を出せない事情もあって「休暇抑制」の説明も頻繁である。これからどのような具体策が出てくるか注目である。

 慰労会は、優秀社員・永年勤続者表彰のあとカラオケ大会となった。カラオケ大好き人間が多くどの歌い手も、素人から見ても”上手だな~”と拍手を贈りたくなる演技ぶりだった。とりわけ同じグループの知人が登場すると拍手喝さいが強まり賑やかな宴会カラオケとなった。

 宴会行事の前後は、参加者の都合に合わせて温浴を楽しめるのが特徴である。それにしても、26日は冷たい雨のためだろうか温浴施設はごった返すほどの混雑ぶりだった。感謝の1日を過ごすことができました。感謝。