集団就職世代の想い出といま

北東北の奥深い山の集落から15歳の誕生日を迎えたばかりの少年が大都会の町工場に就職した。それから60年ほどが過ぎたいま、さまざまな想い出とこれからを綴る。

地域の昔を思う1日でした

 正月2日は予定通り初もうでに出かけた。神社は地元では有名なところで大晦日から元旦にかけてはものすごく混雑する。そのために2日早めにお参りすることにしている。神社での流儀はいい加減そのものだから神様は願い事に応えてくれるか定かではない。それでも”家内安全”とか”無病息災”をお願いした。そんな1年をスタートした。

 ほかに午前は、今年も続けようと考えている速足散歩に取り組み、70分間いつものコースを歩いた。しばらく休んでいたためだろうか時間は少しだけオーバーしていた。

 午後は、知らない街を尋ねるサイクリングに出かけた。すぐ近くなのだがこれまで行ったことのない街に入ると、豪華な旧家が点在する丘をぐるりと回ることができた。丘のすがたと旧家を思い浮かべながらこの辺りの昔の生活を探りたい気持ちが湧いてきた。本気で取り組むと「発見新た」とびっくりすることが多いだろう。

 開発された地域に住むだけでなく、地域のながーい歴史を知ることも大事ではないかと考えた1日であった。