集団就職世代の想い出といま

北東北の奥深い山の集落から15歳の誕生日を迎えたばかりの少年が大都会の町工場に就職した。それから60年ほどが過ぎたいま、さまざまな想い出とこれからを綴る。

膝の痛みで整形外科にお世話になる

 参った参った。きょうは膝が痛いのでついに整形外科にお世話になることになった。

 最初にレントゲン撮影から始まった。それを見ながら医師は「半月板のところに水が溜まっているのが直接原因」という。加齢による筋力が弱まっていること、体重が重くなっていることなどが考えられるという。それでしばらくリハビリを重ね、その経過を見て次の手を考えましょうという。

 なるほど。転んだわけでもない。はずみでぶつけたわけでもない。それなのにだんだん痛みが強くなっているみたいで、これでは医師の判断に頼るしかないと。まだパート仕事に影響はなさそうなので、早めに回復したいと思う。 

 リハビリ会場は、何やら騒然とした感じ。あちらこちらにいろんな機械があり若い女性たちが走りながら患者に対応し、機械を操作している。若い男性は患者と向き合いながら筋トレを手助けしている。当方もレーザー照射とか電流マッサージのようなリハビリを重ねた後、膝を曲げたり伸ばしたりを繰り返し、階段3~4段を上り下りした。簡単な筋トレ方法を教わり、きょうの診察とリハビリは終わった。

 薬店で痛め止めなどを処方してもらった。

 気分的に楽になった気がしたが、診察初日で痛みが取れるなど考えられないから、これからのリハビリに努力する以外に回復の道はないだろう。加齢を乗り越えるリハビリに努力したいものである。健康こそが「幸せ」の条件であるのだから。