集団就職世代の想い出といま

北東北の奥深い山の集落から15歳の誕生日を迎えたばかりの少年が大都会の町工場に就職した。それから60年ほどが過ぎたいま、さまざまな想い出とこれからを綴る。

プラスチック系から循環型を願う

 先日のラジオニュースで、プラスチック系ごみが海を汚している問題が放送されました。以前にも魚など海に棲んでいるものたちがプラスチック系のごみを飲み込んで困っているといった話題がありました。それに対してプラスチック系ごみを減らす・出さない取り組みが紹介されました。

 アメリカでの話しです。わが国でもよく知られるコーヒーチェーン店、レストランなどが取り組んでいるようです。例えばアイスコーヒーを注文するとストロー、ミルク、シロップがついてくる。それらの容器はプラスチック系でできている。もし海水浴客が不用意に捨てたとすると海水に浮遊してしまう。それを海水生物が飲み込んでしまうことがあるらしい。

 それを防ぐために、とりわけストローなどから自然に帰りやすいパルプ性に切り替えるといった取り組みらしい。先の有名店などが開始しているそうである。そうした取り組みが特定な店から企業数、地域とどんどん広がってほしいものである。

 街路樹の落ち葉はゴミですが、放置するといずれ土にかえるでしょう。それに代えてプラスチック系の製品ごみは、ごみであるだけでなく長い時間を経過しても土にかえることはない。海水生物のように体内に取り込んで苦しむことは自然の摂理に反していると思う。可能な限り早く自然に帰る循環型の製品に置き換えてほしいと思うのである。