集団就職世代の想い出といま

北東北の奥深い山の集落から15歳の誕生日を迎えたばかりの少年が大都会の町工場に就職した。それから60年ほどが過ぎたいま、さまざまな想い出とこれからを綴る。

重大ニュース~私の場合

 ことしも残り5日となりました。そこで私にとっての重大ニュースです。

 その1.実兄が10月に亡くなったこと。78歳でした。60歳で退職し女房の実家のある福島県へ移住しました。それから5~6年が過ぎると体調が変化して来たらしい。なかなか改善せず自立した生活に支障が起こるようになってきた。とうとう1年ほど前に入院となり、集中治療室で看病を受けてきたが、寿命が尽きて昇天しました。

 中学生の頃は野球少年でしたし私以上に体格も優れ青年時代は健康そのものでした。何が原因かわかりませんが福島県に移るとパーキンソン病になり15年ほど家族の励ましと見守りを受けて来ましたが改善することはありませんでした。不思議な病に取りつかれたものと悔しい限りです。

 その2。市が実施している健康診断を受けたこと。この5年間ほど健康診断を受けたことはありませんでした。それでも特に病院を必要とせず過ごしてきました。そんな経過もありましたが年齢相応の体力の消耗を感じることがあり、負担感のない健康診断を受けることにしました。診断結果は新年1月に面談説明を受けることになっています。幸運を祈ります。

 その3。敢えてという感じですが後期高齢者になったことでしょう。この間具合が悪いということがなかったので健康保険証を使った経験がないが「窓口負担」が大きく変わったらしい。ほかに医療保険負担が増えたのかもしれない。いよいよこれから後期高齢者の負担感と体力の衰えを実感することになるだろうと覚悟を決めておこう。

 そんな1年間でした。