集団就職世代の想い出といま

北東北の奥深い山の集落から15歳の誕生日を迎えたばかりの少年が大都会の町工場に就職した。それから60年ほどが過ぎたいま、さまざまな想い出とこれからを綴る。

領収書発行に明細が無いのはなぜだろう

 先の日曜日に公園清掃のボランティアに参加した。作業が一段落したので皆でお茶を飲もうとコンビニで買い物をした。当方は当然のように”領収書”を求めると親切な店員さんは領収書を発行してくれた。領収書には買い物の総額が記入されているのみだったので、いつももらえる品目が解るレシートを求めると「これはお渡しできません」という。

 そういう仕組みになっているのかと思い、しつこく請求することなくその場を立ち去った。どこか気分的に「買い物明細があった方がよいのにな~」の気持ちが残った。

 その日の夕方、ボランティアで要望のあった品物を探して近くのホームセンターに出かけた。広いセンターではどこに探し物があるかわからないので店員さんのアドバイスに頼ることにした。なるほどこんな場所にあったのかと思いながら品選びを済ませた。レジで「領収書」を求めると、スムーズに「領収書」と品目明細が発行された。しかも領収書には担当者が簡単な朱印を押してくれた。

 コンビニとホームセンターのレジシステムには「領収書」発行で大きな違いがあることが分かった。おそらく客層や品揃えによりシステムの組み立てが根本から違っているのだろうと思う。ただコンビニに対して「領収書」発行とともに買い物明細(レシート)を手渡すことぐらい容易にできることだろうと改善を求めたいものである。