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集団就職世代の想い出といま

北東北の奥深い山の集落から15歳の誕生日を迎えたばかりの少年が大都会の町工場に就職した。それから60年ほどが過ぎたいま、さまざまな想い出とこれからを綴る。

同期会近況報告~人生いろいろ

想い出 日記

 同期交遊会の中ごろ近況報告の時間があった。人それぞれのいまを聞いていると52年前を思いだしても想像できないほどである。

 ある人は、息子が警察官に、娘が市役所に務めており家庭的に恵まれて幸せに過ごしていることを話していた。1年遅れで入学したという男性は、務めていた小さな商社を停年退職したのち65歳で初めて結婚したことを明かした。今は近くの公民館でパソコンと書道の上達に時間を割いていると楽しそうだった。また家業を引き継いだ彼は、駅前の区画整理から外れたために上手に移転できなく今でも同じ場所でカバン製造業を引き継いでいることを話した。

 親しかった友人は、趣味の釣りの話をした。なかなか珍しいそうだが「いしだい」を釣り上げ、その模様を愛読新聞「赤旗」に投稿したという。その話に「赤旗」は俺も読んでいるよーと2~3人が応じていた。

 のどの病気で卒業できなかったが親しい友人がいるので毎回参加しているという彼女は「私からマジックを取ったら何も残らない」と人生の支えを話しながら簡単なマジックを紹介してくれた。近々にマジックのショーを開くそうである。どうやら福祉施設などを巡ってマジックを披露している模様だった。機会があれば招待したいものである。

 幹事の一人は、現役を退いてから”食っては寝る”ような毎日を過ごしており「何か仕事を与えてほしい」と受け取られるような生活らしい。どうも気がかりになった。一つ年上の彼は、かわいい孫たちのいまと自宅の階段を100回上り下りしながら健康づくりに励んでいると話していた。当方は、午前中パート仕事をしながら、健康のために速足散歩1時間と野菜作りに精を出していることを話した。 

 家業を子供たちに任せて、購入した別荘に行き来する日々を紹介した女性もいて頼もしくも羨ましくも感じた。

 たのしい近況に感謝です。