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集団就職世代の想い出といま

北東北の奥深い山の集落から15歳の誕生日を迎えたばかりの少年が大都会の町工場に就職した。それから60年ほどが過ぎたいま、さまざまな想い出とこれからを綴る。

40年ほど前の靴下の話し

 午前中4時間のパート仕事に精を出す日々ですが、靴下には随分と気を使っている。

 愛用する靴下は、基本的に5本指で、脚部のないシューズ型(?)、さらにポイントは口ゴム部分が緩やかなものということになる。その靴下をどこで買うかというと、ホームセンターの扱うものが多かったが、最近100円ショップで見つけることが増えてきた。100円ショップの靴下の品質が向上してきたということだろう。それと紳士靴下売り場のサイズが大きいためにときおり婦人靴下売り場を覗くといわゆるⅬサイズで気に入ったものが見つかることがある。

 初期集団就職世代が数年前からいわゆるビジネスソックスが苦しくなってきた。というのは脚部の口ゴム部分が強くしばらくすると跡型がくっきり残るようになったためである。そんなことがあってから口ゴムの緩やかなもの又は短いソックスを買うようにしている。それでも冬になると重ね履きになることが多いため、シューズ型にビジネスタイプを重ねることが多い。

 たかが靴下と思うでしょうが日日の健康と仕事には欠かせない日用品であることに改めて関心した。

 靴下売り場を覗きながら”口ゴム”の緩い商品を見つけて昔を思い出す。

 もう40年ほど前のことであるが、靴下を製造販売する大会社の社長さんとお会いしたとき、社長は「お客様の声を取り入れて口ゴムの緩い製品を販売する」といった趣旨の説明をした。まだ30代の当方は「そんなもの売れるんだろうか。誰が買うんだろうか」と半信半疑であった。数年が経過してデパートの売り場で口ゴムの緩やかな靴下を見かけるようになった。

 あれから40年ほどが経過し、口ゴムの緩やかな靴下を探す年齢になり大会社の社長の「ことば」を”先見の明”として想いおこす。それと紳士靴下売り場のサイズが大きめに偏りすぎではないかと思う。そのために当方は婦人靴下売場でエルサイズを探すことが多くなっている。ジョギングソックス(?)のラベルを見たような気がするが少し厚手で履きやすい製品だったとの印象がある。