集団就職世代の想い出といま

北東北の奥深い山の集落から15歳の誕生日を迎えたばかりの少年が大都会の町工場に就職した。それから60年ほどが過ぎたいま、さまざまな想い出とこれからを綴る。

市民農園利用に当選しました

 過日市民農園利用を申し込んだところ運のよいことに利用許可が20日届きました。3月1日から来年1月いっぱい利用できることになります。すでに3年目を迎える1区画と2年目を迎える1区画、合わせて3区画を利用できることになる。ほかに民間農園1区画も利用しているので、今年は4区画で野菜を作ろうと思う。忙しくなりそうだ。

 市民農園は、自転車で5分ほどのところ。11月だったと思うが「タヌキかハクビシンがいるぞ」と仲間から教えてもらった。「ねこじゃないですか」と言いながら観察すると首のあたりが猫とは違う。近所の人に聞くと「見かけた人がいるらしいですよ」との返事だったので、タヌキかハクビシンの判別は別にして、すぐ近くの雑木林にねぐらがあるらしい。そんな環境の住宅地の中の農園である。民間農園はもう少し近いところでまさに住宅地の中に14区画ほどを運営している畑。運営者を含め7人が利用している。

 秋野菜はどれも肥料なしで栽培してみた。もちろん無農薬である。当たり外れがあるもののほとんどが順調に成長した。ニンジン、赤白のかぶ、大根、ブロッコリー、キャベツなど。家族だけでは食べきれずに近所の知り合いに提供している。野菜の値上がりや消費税のことを考えると、利用料金を差し引いても家計に役立っているようだと自己満足している。

 いよいよ3月にはジャガイモを植え付けたい。そのためにもいまから継続利用農園をしっかりと耕しておこうと思う。老人の健康のためにも。