集団就職世代の想い出といま

北東北の奥深い山の集落から15歳の誕生日を迎えたばかりの少年が大都会の町工場に就職した。それから60年ほどが過ぎたいま、さまざまな想い出とこれからを綴る。

想い出 日記

沖縄に想う

沖縄復帰(施政権返還ともいう)は、いまから46年前1972年5月である。当方はサラリーマンとして「期待される新人」のような位置にいたころのことである。実はその6~7年前のこと夜間大学に籍を置いて経済学の研究部(サークル)の幹事長の責にあっ…

子どもの考える「平和」の意味

8月は「平和」を考えるきっかけがいっぱいのようです。 新聞によると広島の平和記念式典で子供代表が「平和の誓い」を読み上げたという。後半で「平和」について次のように表現しています。引用紹介します。 平和とは、自然に笑顔になれること。 平和とは、…

朝鮮戦争のころ小学生だった

朝鮮半島を分断した朝鮮戦争の休戦から65年が経過したとしてマスコミはいろいろと話題にしている。振り返ると、朝鮮戦争が始まったのは1950年6月。そして休戦協定が結ばれたのは1953年7月27日である。 そのころ当方は、東北の山奥でほぼ自給自…

『ものの見方・考え方』学習仲間が再開

55年ほど前のこと『ものの見方・考え方』(文理書院刊)を集団学習していた際に講師を務めてくれた先輩を訪問する企画があり、先輩や後輩含めて11人で自宅を訪問しました。 彼は、大学卒業後学校の事務職員を務めあげました。その仕事が終わってから週に…

消費者の意識が変われば「大量廃棄」は改まるのか

衣服の大量廃棄に関して考えることをメモします。 当方は高齢者ゆえに、新しい衣服を買うことはほとんどない。普段は、現役時代のサラリーマン服を着るとか作業着は畑仕事で着るなどまだまだ利活用できる。それとリサイクルというか古着屋で必要なものは入手…

衣服の大量廃棄の深奥を考えましょう

衣服の大量廃棄の現実に関心を向けると様々な問題が浮かんでくる。それが先に朝日新聞が掲載した記事の内容である。 衣服の製造・卸・小売りといった流通形態が近年になって大きく変わってきた。ユニクロに代表されるが、衣服小売業を主体にしながら自ら企画…

朝日で、衣服の大量廃棄を考えたい

朝日新聞は7月3日付けをはじめ、衣服の国内供給量増える一方で購入単価が下がり、しかも大量に廃棄されている現状を様々な角度から点検している。衣・食・住の大事さを教えられた者としては”大量廃棄”の現実とその「根底」がもっと明らかになってほしいも…

奨学金のこと2題

給付制奨学金がスタートしたと報道されていました。とても良いことだと思いますが、記事によると問題点も多いような気がしました。 奨学金というと私などは日本育英会(?)を思い浮かべますが、いまは違うんですね。 私は、夜間定時制高校に入学しましたが…

ベトナム北爆のショック

タイトルに書いたように北東北の深い山奥で生まれ育った。小学生のころは「僻地の子ら」というニュース映画が製作され、それに登場している。私は澤水を汲んで校長先生の部屋まで運ぶ役割をした。また農作業の手伝いというシーンで稗島を結わえている場面に…

なぜか幹事長になった

1965年の政治情勢は夜間学生にとっても課題が多かったような気がする。そんななか「資本論」の学習会までたどり着くことが難しくテキスト「ものの見方考え方」で終わってしまったような気がする。 そのころは先輩といえば、一学年上の学校職員、2学年上…

1965年の研究部活動

思いがけず夜間大学に入学できたのは1965年だった。いわゆる新歓行事で「資本論」を読めるというので研究部(サークル)に加入した。 この年を想いおこすと、大きな事件として米軍がベトナムの北爆を開始した(2月7日)ことが挙げられる。この事件は、…

学生として学んだこと

4月の新歓行事で「資本論」を読めるというサークル(研究部)に入ることにした。 顔合わせに出るといかにも”もさ”といった感じの人もいた。その人の口から「資本論」が読めるというので参加したとの抱負が語られた。それがきっかけになったのか同様な発言が…

新歓でつかんだ人生

この時期は「新歓」行事が盛んである。その「新歓」で出合ったのが経済学を研究するというサークルであった。 1960年代半ばに夜間定時制高校から、おかげさまで御茶ノ水の私立大学夜間部(第二部)に入学できた。夕方登校すると学内の広場では各サークル…

高齢者の衣服サイズが話題ですか?

最近の新聞で”団塊世代の衣服サイズ”が取り上げられました。きょうは”麻のゆったりソックス”の記事を目にしました。後期高齢者の感想として「もっとも」とうなずける話題でした。 年寄りの体格と衣服サイズのマッチングは悩ましいところである。さて、新聞に…

夕刊紙「日刊ゲンダイ」で怒りハップン

いまから20年ほど前はサラリーマン現役で、帰宅は随分と遅い時間でした。よく帰りには駅の売店で夕刊紙「日刊ゲンダイ」の見出しに驚かされ、関心を持ち、どこかで喝采しながら時々熱心に読んだものです。きょう昼過ぎにたまたま売店前を通りがかり「日刊…

3・11とコットンの話題です

東日本大震災発生の3月11日の日です。午後からの会合で参加者とともに黙祷しました。被災者、犠牲者に対するささやかな気持ちでした。 7年前のきょう、当方は外出から帰ってくると経験したことのない大きな揺れに襲われ近くの樹に抱き着いていました。し…

喜寿前の同級会賑やか

なぜかこの時期に、東北の山奥で机を並べていた中学校の同級生が都心で交流しました。きょうは男6人と女4人が顔を見せた。うち5人は中学校卒業と同時に集団就職列車で上京した仲間。ほかの5人も事情は異なるものの10代のうちに職を求めて上京し、必死…

中国進出の勢いといまを想う

定かではないが30年ほど前のこと、神奈川県にあるアパレル企業の本社工場を訪ねたことがある。なかなかのやり手として知られている2代目社長にお会いするためであった。 社長は面会間もなく「こないだお前んとこの若いのが来たけど、なんかでかい面して俺…

「空洞化」から新しい資本主義の模索を!

しんぶん「赤旗」の連載「グローバル経済の迷宮」はサブタイトルに「製造業の空洞化」を掲げている。従ってわが国の産業経済を引っ張ってきた電機産業と自動車産業にスポットを当てている。 国内総生産の国別推移などをデータで示しながら、中国の成長ぶりを…

グローバル化によるいまの現実

下流老人予備軍としていわゆる「格差」とか「貧困ライン」などに関心を持っていますが、このほど政党機関紙「赤旗」の連載記事に”驚き”を感じた。 連載1回目の末尾を紹介します。 「海外投資の急拡大は、日本だけでなく先進国全体の空洞化・衰退、国民の職…

沖縄「軍曹の美談」にびっくり

その昔のこと、米国のベトナム戦争に反対したり沖縄返還運動に参加したことを想い出しながら今でも「沖縄」をめぐる様々な問題に無関心ではいられない。 先に名護市長選挙では、自民・公明・維新の推す基地賛成派が当選し、現職の基地反対派が敗れた。ヘリコ…

定休日復活に大賛成

年中無休が大はやりだが、最近「定休日」が話題のようである。1月17日付の朝日新聞「経済気象台」というコラムに『「定休日」の復活を』が掲載された。スーパーや飲食業で定休日が設けられたら困る人が出るかもしれないが、消費者にも理解を促しながら定…

「もったいない」を生活リズムに取り入れたい

捨てるなんて”もったいない”とか”もったいない”から食べなさいなどとよく言われて育った。これは「無駄にしてはいけない」とか「もっと大事に使いなさい」といった伝統的な生活様式と一体だったと思う。 いつの間にか「大量生産・大量消費」とか「短サイクル…

カレンダー配布人

きょうはパート仕事の「仕事始め」の日でした。近年当方の役割に加わったのが「カレンダー配布」。いくつかの詰め所にカレンダーを掲げるため、その調達が欠かせない。なんとなくその役割を果たしていることになる。 このカレンダーは、5年ほど前までパート…

休業日導入するロイヤルホストに拍手を!

先に、大型店の24時間営業に関する想い出を書いたが、その後朝日新聞(27日付)の「金融・経済」面にロイヤルホールディング黒須社長が登場し、24時間営業をやめ来年から休業日を導入するという話を読んだ。これまでのファミレス業態からすると”異端”…

大型スーパーの24時間営業に反対したころ

最近の話題の一つに「元旦休業」があります。昔はごく当たり前であった3ヶ日は休みという習慣が崩れ「元旦から営業」が当たり前に見えていたが、最近になって一部の業種で「元旦休業」を宣言する店が増えているらしい。大歓迎したいと思う。 似たようなこと…

パーキンソンの兄が亡くなりました

昨日昼前に兄嫁から、「入院中の夫が亡くなった」との電話が入った。兄は昭和13年生まれであるから80歳と言って良いでしょう。よく頑張った生きたなぁというところである。 兄は、当方が集団就職した春に地元の高校を卒業し東京の町工場に就職した。その…

「残業代ゼロ」をめぐる連合の”先走り”を問う

理解が十分でないために不確かなことだと思うが、「残業代ゼロ法」に向けた政府と労働組合「連合」の妥協が少し先送りされたらしい。どうも「連合」の先走りが要因のようである。 これはよく知られる「1日8時間労働」とか「週40時間労働」を定めた労働基…

ききょうは”盆花”といった

近所の庭に真っ盛りのキキョウを見つけた。その品種などはわからないが”桔梗”であることは間違いない。草花の中でも好きな花の一つである。 当方が育った山奥では、「ききょう」は自然に生育する野草の花であった。だから特別珍しいことはないが印象強い花で…

高木敏子の「ラストメッセージ」を読んで

ひょっとしたきっかけで高木敏子さんの「ラストメッセージ」に出会うことができ、興味深く読みました。高木さんは「ガラスのうさぎ」の作者であり、ご高齢ながら活躍されておられるようである。この本は「ガラスのうさぎ」の誕生を柱とした高木さんの追想記…