集団就職世代の想い出といま

北東北の奥深い山の集落から15歳の誕生日を迎えたばかりの少年が大都会の町工場に就職した。それから60年ほどが過ぎたいま、さまざまな想い出とこれからを綴る。

想い出

伊香保温泉と富岡製糸場

世界遺産富岡製糸場から伊香保温泉、水沢観音、群馬県埋蔵センターをめぐるバスツアーは楽しさと学びといっぱい詰まった旅でした。 写真は、石段温泉街が有名な 伊香保温泉。旅案内のパンフレットなどに登場する石段街おなじみの場所です。11日朝の現地は…

老後を心配しながら「貧困」を考える

後期高齢者が「老後」を考えるのは、あの「2000万円」問題が大きなきっかけかもしれない。そのほかに「消費税10%」の実施が、追い打ちをかけたように思う。 老後を心配なく過ごすために必要な資金は「2000万円」。といったって何歳まで生きられる…

生活の実像を隠す平均値に踊るなかれ

参議院選挙前のこと「老後2千万円問題」が噴出した。パート生活の後期高齢者である当方は、そのことは大方理解されていることだが、老後の生活に蓄えのない人(または少ない人)はどうすればよいのかが大問題であることを問うた。同時に「2000万円」が…

豊かさをうらやましがらない「層」の保守思考

とりわけ「高齢者の貧困」に関心を持ちながら”あれやこれや”考えているおり、またしても朝日新聞の記事に目が留まりました。18日付林真理子さんへのインタビュー記事。大きな見出しは「野心も欲望も薄いよ」というもの。 参院選はゴール寸前。老人は「選挙…

アンダークラスの実情を伝えてほしい

下層高齢者の現実に関心をもっている。朝日新聞7月17日付は参院選と絡めて「インタビュー現在地」を掲載した。興味深く読みました。願わくば専門家へのインタビューだけでなく「下層高齢者」の実情を報道してもらいたいものである。 朝日の記事は『新・日…

速足散歩「中断」で膝痛快方へ

早いものでもう7月ですね。子どものころは夏休みとかお盆までの日数が長いこと永いこと「あ~あ」と大声を出していたことを想い出した。老人になるとどうして「とき」の経過が早く感じるのだろうか。 ところで、月が替わるころ「速足散歩」の回数をまとめて…

2000万円問題を流行語に終わらせるな

世相を映す流行語を想い出しながらの”愚痴”です。 最近は何といっても「2000万円」である。高齢者のパート職場でも”笑い話”として話題になる。おそらく「そんなことできるわけないだろう。何言ってんだろう」といった意味を含んでの話題である。何しろ「…

世間の「クリスマス」って何なんだろう

早いもので年末の24日です。世間は昔ほどではないが「クリスマスイブ」とかで賑わっている模様です。我が家の夕食には「スパークリングワイン」と「ケーキ」が登場しました。それで、世間に従い「クリスマスイブ」を過ごしたということです。 どうも「クリ…

カイコやテンサン飼育に取り組む先生方へ

暑い!!熱い!!!と、いうだけでは気分転換にもならない。そんな日々ですね。 昨日の朝日新聞の記事を読みながら想い出しました。テレビで有名な俳句の夏井いつきさんのインタビュー記事です。と言って、俳句を作ろうかという話ではない。 夏井さんは、俳…

南北統一に期待を持って

マスコミは一斉に朝鮮の南北首脳会談を大きく報じている。4月27日、いわゆる国境のそばの韓国・板門店の「平和の家」で韓国大統領と北朝鮮委員長の首脳会談が行われ、「板門店宣言」に署名したというもの。 宣言の内容で注目されるのは「朝鮮半島の非核化…

「ものの見方考え方」をテキストに

晴れて大学の門をくぐることができた4月、新歓行事の呼びかけでサークルへ加入することになった。サークルの数はいっぱいあったが、どれも研究部を名乗っていたので当方は「ケイケン」という研究部に参加した。大学生として「資本論」を勉強できるといった…

遠い昔の卒業式

いまどきは卒業と入学の季節です。それは人生の転機でもあるでしょう。 想い出すのは、中学校の卒業式のこと。いまから60年ほど前のことである。 当時私は、継ぎ接ぎいっぱいの学生服を着て通学していた。せいぜい卒業式には継ぎあてしない学生服を着たい…

モラルの危機に関して

先日の新聞で、アメリカの資産格差が深刻であることが報じられた。その記事の中に「モラル危機だ」との表現があり、”モラル”という言葉に関して若いころを思い出した。想い出は記事の”資産格差”とは全く関係ないことを断っておきます。 若いころ当方は従業員…

小学校の同級生は11人

子供のころ山奥の村は町村合併により「市」に変身した。1954年(昭和29年)11月のことである。そのころ村には大字が5つありそれぞれに小学校がおかれていた。ほかに分校が2つあった。中学校は役場のある近くに1つあり、村中から生徒が集まった。…

旧暦のお盆は子供の楽しみだった

こどものころのお盆は、いまのような月遅れではなく旧暦に従った行事であった。従って現在の新暦でいえば8月後半から9月初めごろに行われていた。 子供が楽しみにしていたのは、何よりも家族が普段の仕事を休んでくつろげたことである。真夏のことでもあり…

山菜はいっぱいあった

子供のころの食事は実に貧しかったが山菜はいっぱいあった。いま都会で珍重されているタラの芽とかウド、またはフキノトウなどごく自然のものであり珍しい食材ではなかった。季節に山に入ると無理なく手に入るものだった。いま都会で高価な値段を見てびっく…

野菜は大根や瓜、ジャガイモなど

当時(昭和33年ごろまで)我が家で栽培していた野菜は、大根、丸大根、かぶ、ニンジン、ゴボウ、瓜(キュウリの一種)、ナス、ジャガイモ、カボチャ、ゆうがお、トウモロコシ、ほうれん草、白菜、菜の花、赤しそ、とろろ芋などだった。とうもろこしは穀類…

稗と大麦が主食だった

栃の実に関する想い出を綴ったので、今回は当時の主食の穀類について書くことにした。 家は奥深い山奥にあった。そこは山の中腹といった感じのため水田ができるような平地はなく水も澤水に頼っていた。ということで「コメ」が食卓に出ることはまず考えられな…

受験対策の『考えるヒント』ずばり

大学受験を前に、年配で国語を担当している先生が”今度の試験には必ず『考えるヒント』が出るのでよく読んでおくように”とアドバイスしてくれた。しばらくして結構高い箱入りの本だったが買い入れて、受験対策として読み進んだ。この本は評論家、作家・小林…

40年ほど前の靴下の話し

午前中4時間のパート仕事に精を出す日々ですが、靴下には随分と気を使っている。 愛用する靴下は、基本的に5本指で、脚部のないシューズ型(?)、さらにポイントは口ゴム部分が緩やかなものということになる。その靴下をどこで買うかというと、ホームセン…

前東京オリンピックと野球大会

オリンピックの話題が尽きないこの頃である。2020年東京オリンピックを巡っては国立競技場の設計に関する話題が次から次と出てくる。エンブレムというマークの話題も「私企業への丸投げ」から起こったことだと思うが深追いされずに新マークが発表された…

若い歌手を見て夜間大学進学を決意

ひんしゅくを買っている話題で「なんとなく大学へ行って~」という政治家の話がある。少し違うが当方の大学進学もある意味で「なんとなく」であったと思う。想いおこすと50年ほど前のことである。 町の小さな印刷工場から夜間定時制高校に通っていた3年生…

定時制4年生で「進学クラス」を選ぶ

1週間ほど前のこと「高校のヒラサワです」という電話が入った。用件は「10月末に同期会を開くので日程をあけておいてほしい」という内容だった。この会合を前回開いたのはもう5年ほど前のことだろうか。しばらくぶりに開催を準備しているらしいことがわ…

弁論大会で司会をしたのだが~

いわゆる生徒会長として恒例の校内弁論大会(予選)の司会を務めることになった。 それより前に模擬弁論大会が開かれた。なぜか明治大学の弁論部の学生を招いて司会から弁論の仕方などを学ぶ機会が設けられた。それを見聞した当方は学生の堂々とした姿勢に圧…

給食費月800円で完全給食 

新校舎落成記念式典が高校創立15周年と合わせて1963年12月5日に新校舎で行われた。その時すでに校舎は使用されていた。実際に全日制の新1年生たちは勉強していたし、後期からは定時制のための完全給食も実施されていたのである。 完全給食について…

なんとなく「中央委員会会長」に

1年生の時はクラスで保健委員に選ばれた。 2年生になるとクラスを代表する自治委員に選ばれ、各学年、各クラスの代表たちとの打ち合わせに参加するようになった。いわゆる部活では社会班に加入し、当方は岩波新書などを手本に「ソ連」の一党支配ほかの特徴…

映画「見上げてごらん夜の星を」

♪♪見上げてごらん夜の星を♪♪ ♪♪小さな星の 小さな光が♪♪ ♪♪ささやかな幸せをうたってる♪♪ ご存じ坂本九がヒットさせた「見上げてごらん夜の星を」の一節である。 「見上げてごらん~」は、1960年にミュージカルとして大阪で上演され人気となった。その主…

弁論大会を聞きながら定時制進学固める

15歳から夜間定時制高校へ入学するまでとても”まじめ”とは言えないが通信教育講座を受け、ときおりスクーリングにも参加した。学習というよりは受講生仲間で作る「東京支部友の会」文学部に加わり交遊するほうが多かったように思う。そうした中で夜間高校…

ストーブで食パンを焼いてはいけないか

定時制高校では簡単な給食があった。冬には石炭ストーブで教室を温めていたが、給食に食パンが出るとストーブで焼いて食べる人がいた。ホームルームの時間にそのことがテーマとなり、多くは「ストーブで焼くことを禁止すればよいじゃないか」といった方向に…

期末試験はさんざん

夜間定時制高校に入学したのは男女共学で60人ほどだったと思うが定かではない。クラスがAとBに分かれていたのでそのように推測する。また学年によってはCクラスもあったので4学年では200~250人が在籍していたと思う。私は4年遅れの入学だった…